映画賞

やまもと工藝 きるものがたり 

山本秀司(仕立て師:袈裟、茶入・茶碗袋、和装)が主宰する仕立て教室の物語。やまもと工藝の徒然
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一つ紋入りピンク無地

作品名 袷 一つ紋
制作者 E.M さん

受講生徒コメント

今年91歳の義母が「おばあちゃんもう着ないから、エリちゃん好きにして!」と持ってきた何点かの着物の中にあったのが、我が家の紋が入った地のしっかりしたこの着物でした。

これなら直せば出番が何回もありそう!と、早速取り掛かりました。柔らかものなのにしっかりとした地で、針通りが大変でした。もう何点も仕上げているのにいまだに部分名称が覚えられず、先生に次の作業を指示されてもパッと反応できず、もたもたしている自分に呆れてしまいます。自らサクサク縫えるようになるにはどのくらいかかるやら…

 

やまもとコメント

山本の仕立て教室は、覚えなくてもいいよと教えています。皆さんエーッとびっくりされますが、覚えなくてはと思うと、楽しくなくなる時もありますので、まずは自分の手で作り上げる楽しみや感動を味わっていただけたらと思います。

それを大事にしていますので、教室では運針ができれば、振袖でも帯でも完成まで導きながら作り上げる喜びを味わっていただけます。

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ぼかし小紋 袷

作品名 小紋 袷
制作者 K.T さん

受講生徒コメント

一昨年のコレド室町の展示会で買い求めました。私としては、今までにない色合いで、地味なような一瞬夕焼けのような華やかさを感じることもある反物でした。

古希になり、落ち着いた色の着物に、帯、帯揚げなどで上手に変化をつけられて、粋に着こなせたりしたらすごい!などと、目標は高く持ちつつ縫いました。今まで紬が多かったので、又違った配慮が必要だということも学ばせていただきました。


やまもとコメント

紬と柔らか物とでは、縫い合わせる時に違った配慮が必要と感じていただけたかと思います。袷を縫う時は、表の生地が紬か柔らかものかで裏を縫う時の寸法も違ってくるのです。熱や湿気を加えることで、生地によってどれくらい伸縮するかを把握することが重要です。表と裏のつり合いによって、マチ針の打ち方も変えているのですよ。

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男物の袷着物

作品名 男物 紬 袷
制作者 N.T さん

 

受講生徒コメント

実家に帰った時、男物の反物を見つけました。結婚した時、母が買ってくれたアンサンブル用の紬です。男物も縫ってみようか、自分の着物にしてしまおうか迷いましたが、夫の着物を仕立てることにしました。

男性用の着物をあまり見たことが無かったので、浴衣の延長のようなイメージで縫い始めましたが、全然別物でした。加えて、自分と夫のサイズの違い、縫いやすい体型と縫いづらい体型があることもわかりました。夫は縫いづらい体型でした。羽織も仕立てるつもりですが、さらに苦戦しそうです。


やまもとコメント

同じ着物ですが、袖の形、衿の形、そして表と裏を合わせまとめていく工程等、男物と女物とでは、違いが多くあります。体型によっての違いもお気付きですね!細身の方でも体型に合った仕立てが出来るのが、山本の得意技です!!谷崎さんが苦労していただいたおかげで、旦那様は体に合った着心地のよい着物を着ることができますね。

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洗える単衣

作品名 長襦袢
制作者 T.Kさん

 

受講生徒コメント

元々は袷だった着物です。八掛の生地が重く、作り替えたいと思い、自分でほどいて中性洗剤で洗ってしまいました。先生に相談し、ポリエステルの糸で単衣に仕立てました。

単衣はくけが多く、縫い目のアラも目立ちます。何年やっても進歩がないなと実感させられることに。

それでもでき上れば嬉しく、明るい色なので春単衣として楽しみたいと思います。


やまもとコメント

一度水を通していますが、今後も水洗いするということがあると思いますので、居敷当はつけず、背伏を背縫い全部につけています。背伏には水通しした胴裏地を使用しています。たて地か横地かで、水に通した時の伸縮率が違います。表地の生地の種類や洗えるものかどうかで背伏の使い方にも配慮することで、時間がたっても “美しい仕立て”になるのです。

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半期に一度の工房展示会

毎回ご好評をいただいている、半期に一度、工房の布たちをお得な価格でご紹介できる展示会、今期も開催が決定しました。

この機会に、ずっと気になっていた布やご希望のイメージの布をぜひお手にとってご覧いただけたらと思います。

 

今回は DM でのお知らせは行なっていないため、ブログやSNSをご覧の皆様のみのご紹介です。

 

期間中は…

・丸洗いのお持ち込みが 50%off の3500円

10〜30% off でいつもの展示会よりもお得な価格でご覧いただけます(一部除外品もあります)

・久米島紬の正規品も30% off となります

 



着物や帯、それらが皆さんの心を潤してくれたら…との思いを込めたものでしたが、
展示会の会場そのものも心地よく感じていただけたら
こんなに嬉しいことはありません。


 

気になる布を手に取って、じっくりとご覧いただける機会です。
スタッフにもどうぞアレコレとご相談ください。
美しい色の重なり、じっくり見つめると表情が変わる驚き、
そんな心よきものたちを是非、見つけに来てください。

 

今回は皆さまにゆっくりとご覧いただくため、期間を長く準備しております。

密になることを避けるため、ご予約いただけると幸いです。

 

◆半期に一度の工房展示会

会 期:6月10日(水)〜 8月29日(土)

時 間:10時〜17時 

場 所:やまもと工藝

電   話:045-410-0410

メール:info@yamamoto-kimono.com

ご予約はメール、電話、工房にて、ご希望の日時の空き状況をご確認ください。

 

 

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丸帯を袋帯に

作品名 袋帯
制作者 S.S さん

受講生徒コメント

約70年ぐらい前の母の丸帯でした。表裏なく両面が柄で織られていて、重く、長さは袋帯より短いサイズでした。思い切って丸帯を半分で裁ち切り、無地の帯地を表地の胴巻きあたりに足すと、現代の袋帯の長さにする事が出来ました。

帯裏地と合わせて、ミシンで縫い、薄い帯芯を入れ、軽い袋帯が完成し、うれしいです。

残りの半分でどんな帯を作ろうかと、思案中で楽しみです。ありがとうございました。

 

やまもとコメント

丸帯とは幅広に織り上げられた帯地を2つ折りにして袋状にする形で仕立てられた帯です。

幅広に織られていますので、表裏関係なく表地が両面にきます。帯2本分が1本になっているのです。裏にはたくさんの糸がはしっていて重く、結びにくい印象をお持ちの方も多いと思います。現代にはない重厚な格高い帯が出来上がりましたね。

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羽織

作品名 羽織 
制作者 S. Hさん

 

 

 

 

受講生徒コメント

羽織の着姿が好きな私ですけれど、なかなか着る機会のないこの頃ですが、何か一枚という時に縫うのは羽織にしました。先生に色柄を選んでいただきました。この羽織をどの着物にしようか、どんな帯〆がいいかしらと考えをめぐらすのがたのしいです。針目が揃わないのがなやみです。針目を揃えるのはむずしい。これで羽織が一枚ふえたので又違うのをほしくなりました。
 

やまもとコメント

今年の福袋の羽尺セットの中から明るく楽しくなりそうな生地を選びました。羽裏もHさんに気に入っていただけたようで嬉しかったです。仕立て上がり「はおってみよう!!」と鏡の前へ向かい、戻っていらっしゃったときの表情で、こちらも笑顔になりました。お手持ちの着物に合わせやすいのはもちろん、「洋服でも合いそうかしら」とお話ししてましたね。もう1着羽織を仕立ててみるのも楽しいと思いますよ。

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黄緑絞花模様小紋

作品名 小紋 袷
制作者 Y.T さん

受講生徒コメント

震災の地 岩手から人づてに頂いた着物になります。 サイズ的にそのまま着ても問題はなかったのですが、少し汚れもありましたので、仕立て直すことにしました。糸をほどいた時には全く気付かなかったのですが、地襟が短く、布を足してあります。当初はどのような仕立てだったのか、きちんと見ていなかった事がとても悔やまれます。自分では選ばない色の着物を仕立てるのも頂きものの醍醐味と思っておりますので、大切にしていきたいと思います。
やまもとコメント

仕立て方に目を向けるのはプロのようですね!

地方によって各所の仕立て方に違いがあります。仕立ての違いは着物だけでなく、足袋、帯、長襦袢と様々です。昔の習慣や、その土地の気候によって、違いが確立されてきたのです。こうでなければいけないということはありませんので、自分好みを見つけてみるのも面白いかもしれません。

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9月のお教室

2020年9月の和裁教室のお休み日時と、着付教室の日程をお知らせします。

 

お教室のお休み 

9月   1日(火)終日

9月   7日(月)〜   8日(火)終日

9月 14日(月)〜 15日(火)終日

9月 20日(日)〜 22日(火)終日

9月 28日(月)〜 30日(水)終日

 

着付グループレッスン(1回2時間)

次回の日時が決まりましたら、お知らせいたします。

 

マンツーマン着付教室 詳細はこちらから

講座内容:アイテムにあわせた自分好みの美しい着姿になるコツを

     じっくり自分のペースで学ぶことができます。

     ご希望の日時をいくつかお知らせください。

     講師とスケジュールを確認し、日程を調整させていただきます。

 

ご予約はメール、電話、工房にて、ご希望の日時の空き状況をご確認ください。

電   話:045-410-0410

メール:info@yamamoto-kimono.com

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子供物の浴衣

作品名 子供物 浴衣
制作者 M.Kさん

 

受講生徒コメント

何年も前に四つ身浴衣も教室で作った時、“自主練”でもう一着なんとか作って、従姉妹のところにプレゼントしました。ふと思い出して近況を聞いてみたら、身長もすっかり伸びたとのこと。大きい子の物の自主練にチャレンジするのは無理というより危険なので、教室でもう一度学ぶことにしました。縫っていると、大きなバラの花がここにあったらいいなと思うところに必ずちゃんと出てくるので、嬉しくなりました。最後に腰揚げしても、ちゃんとバラが出てきました。最近、浴衣を着た人を見るとつい柄合わせをチェックしてしまいます。いつかまた裁ち講座で柄合わせを勉強したいです。でも何回も失敗が必要なんでしょうね。ご指導をありがとうございました。


やまもとコメント

人は何にひきつけらお教室の最中に「あら!ここに花があったらいいなぁと思っていたら、ちゃんとありました!」という喜びの声が、完成が近づくにつれて増えていき、私共も嬉しかったです。従姉妹のお子様が着用している姿をイメージしながら縫っていらっしゃるのだと感じました。大人物と子供物では柄のポイントが少し違いますが、着る人がイメージできる子安さんなら、きっと良い場所に柄を置くことができるでしょうね。裁ち講座も開催が決まりましたら、お知らせ致しますね。

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