映画賞

やまもと工藝 きるものがたり 

山本秀司(仕立て師:袈裟、茶入・茶碗袋、和装)が主宰する仕立て教室の物語。やまもと工藝の徒然
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生成の紬の袷

作品名
制作者 K.Hさん

 

生徒さんコメント

頂き物の反物で、線は見えにくかったのですが縫い易い生地でした。楽しみながら針を進めることができました。何枚塗っても忘れることの方が多くて、先生に教えていただきながらの手仕事です。でもお教室は楽しくて続けさせて頂いております。これからも宜しくお願い致します。

 

やまもとコメント

お教室では白色のチャコを使用しておりますので、生成のような色は見にくかったかもしれませんね。袷は一枚縫い上げるまで半年ほどかかります。同じ工程を行うのは半年後。覚えていることは難しいですよね。手順は覚えていなくても、手を動かして縫うことの楽しさや、和裁の奥深さが伝わっているのであれば嬉しい限りです。こちらこそ今後とも宜しくお願い致します。

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あわせ羽織(着物リメイク)

作品名 あわせ羽織(着物リメイク)
制作者 Y.S さん

 

 

  

 

      

 

受講生徒コメント
リサイクルショップで柄にひかれて購入した着物のリメイクです。
初めは半幅帯にしようかな、と思っていたのですが、柄が少ししか出ないのはもったいないと思うようになり、先生に相談して羽織にすることに。地のしの時にみるみる縮む のにちょっとびっくりしました。アンティークなので幅は大丈夫かなぁと心配しましたが、今回は袖だけでなく、肩にもハギを入れることで サイズはOKに。ただ、柄あわせが大変だったそうです。
とっても素敵になるように柄合せしていただいてありがとうござい ました。最後の衿付けが家にいる時に終わったので、すぐに羽織って一人にまにましちゃいました。
一度決めていた羽裏を変更したのですが、仕立てたものもアンティークな表にくらべて 新品なので少し浮いてしまったかなあと思っています。着ているうちになじんでくるといいなと思います。

後日もとの着物を買ったリサイクル着物屋さんに、リメイク出来上がりを見せに行ってきました。

お店の方が、言われないとはぎがされているとわからなかった!もとの持ち主さんもきっと喜んでる、とおっしゃってました。

何箇所か穴あき補修がされていた着物なので、もとの持ち主の方も大事に着られていたと思うので、私も大事に着たいと改めて思いましたし、こうやって受け継がれていくのも着物のいいところですよね!


やまもとコメント

着物からの仕立て変えでしたので、使用できる生地の範囲が決まっていたので、ハギが目立たないような柄位置に決めるのには時間がかかりましたが、リサイクル着物屋さんにも驚いていただけて、嬉しいです。Sさんも頑張って、綺麗に細かく縫っていただきましたので、ハギの縫い目は全く分かりませんね!着用時の写真も送ってくださり、ありがとうございます。シックなお着物に流れるような万寿菊が華やかなコーディネートは秋の装いですね。羽織に仕立て変えて正解でしたね!

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横浜STビルで展示をしております

横浜STビルにて展示をしております。

普段は生徒さんの作品を展示していますが、今回は趣きを変えた展示となっております。

 

『原三溪にまつわる着物コレクション』

絹の街「横浜」を作り上げ、その名を世界に知らしめた豪商、原三渓(原富太郎)。日本の芸術文化をこよなく愛し、保全にも多大な貢献をしました。

これらの着物は、その原三渓の長女(西郷春子)の家系に代々受け継がれてきた着物であります。今では制作不可能である技術が、ふんだんに盛り込まれた古き良き秀逸なる一品を愛でていただけたらと思います。

 

祝い着〜七五三〜成人式

 

魂が肉体という衣をまとって産まれてきます。間もない命に、瞬間的に服が用意されていないと、その命が保てないのが崇高な人間です。用意されていないのが獣という事になり人と獣とを分け隔てる重要なファクターが衣となるのです。

 

昔は産まれながらの幼い命を紡いでいくことが、大変でした。

産まれたとき、3歳、5歳、7歳、13歳、20歳、になった時に、よくぞここまで生きて来られたと、その魂に新しい衣を着せてやる祝いが、いわゆる「七五三」の祝いなのです。

 

現代では全てが、新しいものを揃えない事もあろうかと思いますが、その子のために寸法を調えたり、アイテムの何かを新しい物にしたりとその子のための新しいものへ変身させるのも仕立て師の仕事です。

 

今月いっぱい展示予定でございます。

子供物だけですが、横浜STビルのエントランスに負けない、雰囲気のある3点です。

お時間のある方はどうぞお立ち寄りくださいませ。

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合わせやすい名古屋帯

作品名 名古屋帯
制作者 N.N さん

 

 

受講生徒コメント

何年も和裁教室に通っていながら、自分が着物を着るということにあまり関心がありませんでした。それでもここのところ一緒に着てくれる友人ができ、遅まきながら少しずつ着る機会が増えてきました。着物はある程度の枚数縫ってあったのですが、帯を持っていませんでした。そんな時教室で「どんな着物にも合わせやすい」ということで選んでいただき、この帯を仕立てる事になりました。帯を仕立てるのは2回目で、前回は帯をどう締めるかもわからずに縫っていましたが、今回は少し分かった上で縫えたかなと思います。合わせやすい帯ということで、着物をがんばらずに着られるようになるまで活躍してもらおうと思います。


やまもとコメント

濃い色の大島や、八掛が鮮やかなオレンジのグリーンの紬にもピッタリだと思います。気軽にお出かけしているNさん。コーディネートに迷った時にはこれ!!という帯になってくれますよ。着物は着れないけれど「縫ってみたい!」という一心で入会いただきましたね。その後グループレッスンを通じてバッチリ着れるようになりました!!着れる事よりも先に、何枚か着物が出来上がっていたからこそ、お友達に誘われた時に「着るものがない」と困ることなく出掛けられたのでしょうね。着物を楽しむための入口はなんでも良いのだ!とNさんとのお話を聞くと思います。

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麻の葉柄の浴衣

作品名 浴衣
制作者 Y.S さん

受講生徒コメント

我流の洋裁をたまに趣味でする程度だった私が和裁を始めたのは、次女の成人式を2年後に控えた2019年の春でした。「全くの初心者が振袖を縫うなんてできるのだろうか…」と思いつつ、色々と教室を調べ、たどり着いたのが、やまもと工藝だったのです。恐る恐るメールをしてみたところ、山本先生から「2年あれば十分間に合いますよ、ぜひ一度見学にきてください」と、とても丁寧なお返事をいただき、思い切ってスタートしてみたのでした。練習の肌襦袢が終わってすぐに振袖にかかろうとしたものの、好みのうるさい次女が気に入る振袖を探すのに手間取り、練習を兼ねて縫おうと思い立ったのが、長女の浴衣です。教室で見せていただいた中にあった、しゃりっとした上質な生地感と大きな麻の葉柄がモダンな印象の反物。「これだ!」とほぼ即決してしまいました。そこからは「夏の間に渡せるように」と、教室での時間以外に自宅での宿題も設定していただき、自分の中ではかなり早く仕上げられたのではないかと思います。もちろん、縫い目は不揃いだし、ガタガタ。毎回毎回自分がどこを縫っているのかわからなくなるし…先生に手取り足取りご指導いただいたおかげでなんとか完成した初作品ですが、おかげさまで長女は大変気に入ってくれました。外国人も多く住むシェアハウスの仲間たちと浴衣でのお出かけを多く計画していたようです。長女の喜ぶ顔を思い返しつつ、次は次女の振袖です。一向に上手くならず、作業の遅い自分の手に心が折れそうな時も多々ありますが、日々の雑多なことを忘れて黙々と針と布に向き合う時間を大切にしていきたいと思います。
やまもとコメント

篠田さんが思い切ってスタートしてくれた事で、普段は知ることのできないとても贅沢な時間を感じていただけたのではないでしょうか。お振袖もお直しメインの大作です!一緒に頑張りましょう。

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初めての羽織

作品名 初めての羽織
制作者 富谷さと子 さん

 

  

 

受講生徒コメント

初めての羽織が完成しました!
白生地から、自分の好みやイメージを伝え先生の助言を頂き、渋めで粋な紫色に染めていただきました!
元々織り込まれた銀糸のキラキラが映えて、とても素敵です。
和裁を習ってから、お教室での静かな時間や、いろいろなご縁で私の手元に来てくれた着物たちについて考えを巡らせている時の時間が、とても贅沢に感じて好きです。
いつか生活全体をもっと着物や和裁に費やせたらと、人生における目標、将来の楽しみもできました!
今は少し忙しくて、和服や和裁にどっぷり浸かれないことが残念ですが、日本人本来のゆったりとした時間の流れ、物を大切に丁寧に扱う心など、和裁を通じたくさんの気づきを下さいましたやまもと工藝様に感謝申し上げます。


やまもとコメント

お正月の福袋の中から選んでいただいた羽織の生地。銀糸だけでなく、よこ糸に太い糸が織り込まれていて、縫いづらく感じるかな。と心配でしたが、スムーズに手が進んでいて安心いたしました。白生地の時から銀糸がキラッと光っていましたが、富谷さんらしい粋なお色を選んでいただいたことでキラキラがより映えてドレッシーな雰囲気が増しましたね。

日々のお忙しい中、足を運んで頂けたことに感謝いたします。針を持ったり和服に触れたりする機会がゼロにならないように、少しでも時間を作っていただければ幸いでございます。

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紅花単衣

作品名 紅花単衣
制作者 E.Sさん

 

 

  

 

受講生徒コメント

色が気に入って購入した反物です。
このところ濃い色味の地を縫うことが続いていたこともあり、とても楽しく作成することが出来ました。
裏地を縫っている際、小さなことだけれど、ああこうすれば良いのか!と気が付けることがありました。

また縫うのがおもしろくなりました。ラッキー


やまもとコメント

一見単色のように見えますが、糸の中でクルクルと桃色や薄紫に変わって見える楽しい生地でしたね。プロの仕事の中でも毎回発見の連続です。同じ事をしているようでも、生地によって綺麗に仕上げるためのアプローチの仕方は変わっていきます。裏についている居敷当ては胴裏の生地で、糸コキや針目等、実は難しい生地なのです。袷の裏にもなりますのでコツをつかんだら袷の縫いもキレイにできて楽しんで頂けるのではないでしょうか。

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黒地格子紬

作品名 黒地格子紬
制作者 M.K さん

 

 

 

 

受講生徒コメント

着物好きの叔母が「私が死んだら全部あげるから」と言っていたのに、従姉妹が急に着物好きとなりほとんどを持ち去った後の残り物(?)の一枚を仕立て直しました。揚げが少なく、長さが足りない分はお教室で用意して頂きました。
暑がりの身の為、背抜きで今回は作りましたので、生地が縫い重なる部分等で重みがあり、縫いづらい事もありましたがこれからの 10月や5月といった時期に気持ち良く着用できると思うと楽しみです。
背とじで差が出た際の段取りも教えていただき、今後の参考にしたいです。ありがとうございました。


やまもとコメント

ハギには黒い紬地を用意させていただきました。居敷当てではかくしきれなかった部分のくけが厚く感じられたかもしれません。胴抜き仕立ては単衣と袷の縫い方が混ざり合っています。裏がつく部分、つかない部分とのさかい目では、縫い代の処理の順番がポイントとなります。いろんなお着物を仕立ててきたKさんには、ハギが入ったり、 胴抜きだったりと一手間二手間必要な内容で、また1つレベルアップできたのではないでしょうか。残り物には福があるものです。この着物がどんな福を運んできてくれるか楽しみですね。

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12月のお教室

2020年12月の和裁教室のお休み日時と、着付教室の日程をお知らせします。

 

お教室のお休み 

12月   1日(火)終日

12月   5日(土)〜 8日(火)終日

12月 14日(月)〜 15日(火)終日

12月 21日(月)〜 31日(木)終日

 

着付グループレッスン(1回2時間)

次回の日時が決まりましたら、お知らせいたします。

 

マンツーマン着付教室 詳細はこちらから

講座内容:アイテムにあわせた自分好みの美しい着姿になるコツを

     じっくり自分のペースで学ぶことができます。

     ご希望の日時をいくつかお知らせください。

     講師とスケジュールを確認し、日程を調整させていただきます。

 

ご予約はメール、電話、工房にて、ご希望の日時の空き状況をご確認ください。

電   話:045-410-0410

メール:info@yamamoto-kimono.com

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椿の名古屋帯

作品名 名古屋帯
制作者 S.Kさん

生徒コメント

可愛い椿の柄と優しい色合いに一目惚れをして教室で購入させていただきました。

初めての名古屋帯で縁を細かく縫い上げる事と絹糸の扱いがとても難しく、苦労しました。

出来上がって、たとう紙に包まれた帯を見たときはとても嬉しかったです。これから沢山使って、愛用したいと思います。

やまもとコメント

八寸帯の名古屋帯でしたので、手先と太鼓をかがり縫いしていただきました。かがり縫いは糸をこするような状態がなんども続きますので、糸が絡まりやすく、扱いが難しかったかもしれません。かがり縫いのときは、縫うときの糸の長さがスムーズに縫う為のポイントかもしれませんね。とても細かく縫えているので、糸と生地と馴染んでとても綺麗に仕上がっています!

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