映画賞

やまもと工藝(新屋号)きるものがたり 

山本秀司(和裁士 :袈裟/袋/衣仕立て師)が主宰する和裁教室の物語。やまもと工藝の徒然。。
新工房15周年記念/新春の集い:1月28日 ホテルニューグランド/フェニックスルーム
<< November 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

一つ紋の色無地を紋無しに

作品名 一つ紋の色無地を紋無しに
制作者 NONNA N. さん

 

 

 


受講生徒コメント

知人の母上の袷でした。着る機会を多くするために、紋無しの袷にしました。前後身頃を入れ替えたために、「辰」とおぼしき柄が、さかさまになりました。小さな柄で目立たないので、よしとすることに。直美先生は衿型あきを新しく切り直して、それを後裾の方へずらされました。
なのに前後身頃共に2分程の内揚がある。これって不思議。この少ない内揚のために、脇は裾まで折りつけ縫いの様なしつけをかけました。生地が地厚なので、どこもここも分厚く出来上がり、すっきりさせる事が出来ませんでした。特に袖の丸みの袖口下の丸みが不出来です。この点に関しては直美先生からコツを教えていただきました。
このアンケートは”一方通行”ですが、「ここはこうすればよかった」という風な御注意をいただければ、一層の励みになるかと思います。勿論書面でなくて口頭で結構です。

 


やまもとコメント

一方通行に感じさせてしまい失礼いたしました。そんなことは無くていつもNさんから質問攻めだったりしたものですから、うっかりです。次回「タップリ」とレクチャーいたしましょう。笑

内揚げの2分は無くてもいいと感じたのですね!山本の寸法では、裄の長い着物でも縫い込みをつらさない為にも必ず必要なものです。

生徒の作品集  小紋 無地 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

グレーのタッサーシルクの袷

作品名 グレーのタッサーシルクの袷
制作者 K.S さん

 

 

 


受講生徒コメント

工房でお世話になってから、16枚目の着物が出来上がりました。着尺は色合い、手触りに惹かれて、工房で求めたものです。
手が遅いうえに覚えの悪い私ですが、いつも親切、ご丁寧に教えていただくことに感謝でいっぱいです。ありがとうございます。
今回は裁ち際と太い緯糸が重なった時に、緯糸が抜けないように気をつけました。


やまもとコメント

タッサーとは野生のお蚕さんのことで、自然食の中で育つので繭を作る為に吐き出す糸が薄茶色なのです。蓑虫の枝が無い状態とおもっていただくと解りやすいかな。

生徒の作品集  紬 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

織楽浅野名古屋帯

作品名 織楽浅野名古屋帯
制作者 Y.T さん

 

 

 


受講生徒コメント

お教室で着物に合わせて紹介していただいたものですが、素敵な帯が仕上がったと思っています。色もいろんな着物に合わせやすそうで、気に入っています。
初めての帯で、教えていただく通りに芯を入れ、まわしたり裏返したりしているうちに、あっという間にできた印象で、着物も同じですが、一枚の布の日本人の無駄のない使い方に感心をおぼえます。自分で着付!もまだ出来ませんので、人前でしめられるようになるまでは、まだまだかかりそうですが、がんばります。


やまもとコメント

ホント素敵な帯ですよね。「織楽浅野」私のお勧め帯です。名古屋帯になりますがポイントも多く決して簡単ではないのですが「あっという間」と感想を言っていただけるのは嬉しい限り!是非ご興味のある方はご自作にチャレンジしてください。

生徒の作品集  帯 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

テディベア柄の長襦袢

作品名 テディベア柄の長襦袢
制作者 Y.S さん

 

 

 


受講生徒コメント

淡い色合いの長じゅばんがほしくて、教室で先生に見せていただいた物から選びました。テディベア柄はかわいすぎるかな、と思いましたが、長じゅばんなのでいいか!と思いきってみました。長じゅばんは2枚目ですが、前回縫ったときよりも縫いやすい反物で、早くできたように感じます。
これからの時期に合う色合いなので、着るのが楽しみです。


やまもとコメント

長襦袢で山本がこだわるのは肌触りです。講習会のようにして手で触れて比べられる体感をえられると一発で解るようになりますが、しなやかで柔らかいのですが強さもあると言ったところ。。文章ではなかなか伝わりませんよね。

柔らかくて弱いのは良くありますし背縫いが一回の着用でへばれてしまう物まであります。山本の背縫いは羽二重を重ねた上、鬼の様な(一寸の中に20針以上)返針を重ねて施します。これはプロ仕様になりまして教室では希望者のみです。

接着された様な見え方で、まずへばれるということはありません。

生徒の作品集  襦袢 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

12月のお教室

平成29年12月の和裁教室のお休み日時と、着付教室の日程をお知らせします。

 

■お教室のお休み  

夜の教室(18:30〜21:00)が水曜日→木曜日に変更となっています

12月  1日(金)終日

12月  7日(木)終日

12月10日(日)終日

12月13日(水)終日

12月17日(日)終日

12月23日(土・祝)終日

12月25日(月)〜31日(日)終日

 

着付グループレッスン (1回2時間)

次回開講は4月となります。

 

マンツーマン着付教室 詳細はこちらから

講座内容:アイテムにあわせた自分好みの美しい着姿になるコツを

     じっくり自分のペースで学ぶことができます。

     ご希望の日時をいくつかお知らせください。

     講師とスケジュールを確認し、日程を調整させていただきます。

 

ご予約はメール、電話、工房にて、ご希望の日時の空き状況をご確認ください。

電   話:045-410-0410

メール:info@yamamoto-kimono.com

講座・イベント ご案内 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

初の柄合せ付下げ

作品名 初の柄合せ付下げ
制作者 O.T さん

 

 

 

 


受講生徒コメント

初めての柔らかものの着物です(今まで紬ばかり縫っていました)。

姉から貰った付け下げで、私には少し大きかったので、練習で縫い直してみようと挑戦してみました。
模様合わせはどうしようと心配でしたが、先生が模様合わせの仮縫いをしてくれたので、ズレることもなく綺麗に収まりました。自分で着る着物なので楽しみながら縫うことができました。有難うございました。


やまもとコメント

ほんの少しのお手伝いですから、仮縫いしてもらったなんて言わなくていいのにぃ〜

でも本縫いはすべて自分でやったのですから、初心者でも絵羽ものを縫い上げたということは揺るぎない事実です。よくがんばりました。おめでとう〜

生徒の作品集  訪問着 付下げ | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

再生の絽小紋

作品名 再生の絽小紋
制作者 M.M さん

 

 

 


受講生徒コメント

知人からいただいた着物です。
汚れや痛みもありましたが涼しげな色と柄が気に入りましたので、是非活かしたいと洗張りをしてから仕立て直すことにしました。絽目がはっきり見えるので、縫いやすい面もありましたが、地の目が相当まがっていて布目を通すことが難しい場所があり大変でした。何とか形になりましたので、来年の夏に着用するのが楽しみです。綺麗に着れるように、袖と前身頃を入れ替えて仕立てることも教えていただきました。どうもありがとうございました。


やまもとコメント

着用していきますと上前が傷みやすく、それらは下前に移動させますが、とうとう綺麗な部分がないとなるとお袖まで使って再生していきます。

素敵な意匠ですから、とことん着てあげてください。

生徒の作品集  小紋 無地 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

入れ子菱模様の単衣用名古屋帯

作品名 入れ子菱模様の単衣用名古屋帯
制作者 K.萩原 さん

 

 

 


受講生徒コメント

他の生徒の出来上がった名古屋帯を工房で拝見して「すてき!」と思わず声に出すともう一本、色違いのモノがあるとのこと、

渋めのオリーブ系ですぐに購入を決めました。最近は単衣を着る時期が長くなり、出番の多い帯として活躍してくれそうで楽しみです。
表地に出さないように、縫代と芯地を止め縫いするのが難しかったです。

 


やまもとコメント

素材は麻100%で素材感があります。その上でモダンで素敵な手染めの染め帯ですね。

手の込んだ意匠というのは語らずとも人に「いいな』と感じさせてくれます。ですからそれを身につけることは自分が昇華されることはもちろん、他人をも幸せにできる力があります。そんな商品が格安だとしたら嬉しいですよね。山本はそういう物を念頭にご用意しています。

生徒の作品集  帯 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

洗える絹の単衣

作品名 洗える絹
制作者 K.萩原 さん

 

 

 


受講生徒コメント

外から帰ると胴周りのタオルが重くなるほど汗をかく夏の着物・・・自分で洗うことができればどんなに気持ちのいいことか・・・、そんな時、教室で「洗える絹」に出会いました。スタッフの方が洗える絹の着物を品よく着ていらして素敵でした。中性洗剤で洗う教室の講習会にも参加。縫い始めから完成までの間に孫の着物や被布、秩父銘仙の袷、帯等が入り、今日ようやく提出、ホッとしました。
三渓園の「夏じたく展」で、先生のお着物が中庭でハタハタと涼しげに風と戯れていたのが印象的でした。
生地が薄いため衿裏の本ぐけに苦労しました。

 


やまもとコメント

お陰様で大好評の「洗える絹の夏きもの」・・・糸の選定から始まり布の組織構造の指定まで、全てオリジナルの生地です。だからこそ洗える構造が作れるのですね。今は袷の着物でも出来ないか日々思案中です。

生徒の作品集  小紋 無地 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

「袷着物の裁ち方講座」参加の方からご感想

先日の「袷着物の裁ち方講座」に参加された方からご感想をいただきました。和裁教室生徒でしたので「感想をお願い」と頼みましたら、恐縮してしまう長文をいただいてしまいました。どうもありがとうございました。そのままご紹介します。

 

写真はイメージ:過去の半襟付け講習と、洗い方とアイロン掛け方講習の様子です。

 

裁ちが一番難しいという事は聞いていましたし、和裁を習い始めて1年半位で、簡単に習得できるものではないとは思っていたのですが、裁ちから全ての工程を経験してみたくて、講座に申し込みました。
先生はとても合理的に要点を押さえて教えてくださいました。
プロのする本物のやり方を惜しみなく教えて下さり、
公式に当てはめて寸法を割り出し、手順通りに進めれば裁ちができるようになります。
初心者である私はついて行くのに精一杯でしたが、でも落ち着いて先生の教え通りに進めればできそうです。
実は今回、私は 間違った所に鋏を入れてしまうという大失態。でも、あー練習でよかったねーとの先生の一言に気を取り直し、最後までたどり着くことができました。これを教訓に、本番では絶対に失敗しません!


さてさて、一応 裁ちがこういうものだという経験はできました。でも知れば知るほど、奥が深いという事が分かってくるというもの。
先生は、柄合わせとか生地の状態を見て、何万通りもある組み合わせから瞬時にどこに何を持ってきたらいいか判断されるそう。そこに辿り着くのはそうそう出来そうもありません。それは経験と努力が必要という事はもちろんですが、天賦の才能の領域のようにも思えます。


教室では、下準備をして頂いたものを 縫うところから始めていたので知らなかったのですが、裁った生地の布目を整える 地直しの作業もして頂いていたんですね。
地のしや地直しの工程を惜しまず丁寧にする事で、長年着ても狂いのない美しい着姿を保つ仕立てができるのだそうです。
素材によっても扱い方が全く違うので、それを見極めて、最適な方法をその都度考えるのだそうです。
本当に献身と言ってもいいようなお仕事をなさっています。
プロとしての矜持と愛がなければ出来ないお仕事だと思いました。
そしてこのような丁寧な仕事をされるところは本当に少ないのだそうです。
中々伝わりにくい事ですが、丁寧な仕事はやはり自ずと語っていますね。
本当に美しいです。


講座終了後、お茶を頂きながら聞かせて頂いたお話も とても面白く興味深いことばかりでした。
そして目の前の一人のために、今ここに全力を注ぎ込むということ。
そういう先生の仕事に対する姿勢に、いろんな事を学ばせて頂いた 充実した一日講習でした。
先生は ますます自在に 枠を超えたお仕事をされていらっしゃるご様子で、これからのこともすごく楽しみです。
そしてもっとたくさんの人に和裁の素晴らしさを伝えて頂きたいです。
ありがとうございました。

講座・イベント ご案内 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -