映画賞

やまもと工藝 きるものがたり 

山本宗司(袈裟、茶入袋、着物帯の仕立て師)が主宰する教室の物語。やまもと工藝の徒然
やまもとセレクトの、芭蕉布、宮古上布、久米島紬、琉球由来の生地が常時30本展示中
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なごみ連載 最終回「お太鼓を美しく見せるひと工夫」より

今年27年1月から淡交社さんの「なごみ」にて、「美しい着姿のために」と題して連載のご依頼をいただいていました。

 

最終回タイトル「お太鼓を美しく見せるひと工夫​」

帯の結び方の一つ「お太鼓結び」といっても、関東巻きと関西巻きでは雰囲気が違います。関東巻きはぴたっと体に添うようにお太鼓を作りますが、関西巻きは比較的ふっくらと作ります。おはしょりの出し方も、関東巻きでは短めでまっすぐ出すのに対し、関西巻きでは長めで斜めに出します。これらの太鼓とおはしょりの出し方はとても相性が良く、絶妙なバランスだと思います。あなたはどちらが好みですか?気に入った姿をイメージしてください。

〜冒頭より抜粋〜

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なごみ連載 第11回「帯回りを美しく装う」より

今年27年1月から淡交社さんの「なごみ」にて、「美しい着姿のために」と題して連載のご依頼をいただいていました。

 

第11回タイトル「帯回りを美しく装う​」

今月は帯回りの小物についてのちょっとしたコツを集めてみました。着物と帯の取り合わせで頭がいっぱいになって、帯締めと帯揚げのコーディネートまで考えがなかなか及ばないということを聞きます。しかし、たとえ少ししか見えなくても、これらの小物をないがしろにしてはいけません。締めとなる小物の取り合わせで着姿が大きく変わります。

〜冒頭より抜粋〜

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なごみ連載 第10回「衣替えの着物お手入れ」より

今年27年1月から淡交社さんの「なごみ」にて、「美しい着姿のために」と題して連載のご依頼をいただいていました。

 

第10回タイトル「衣替えの着物お手入れ​」

さあ、10月です。衣替えの時季となりますので準備の方を進めましょう。礼装である晴れ着に限っては、完全に単衣から袷の装いに変わります。秋の衣替えは、このはっきりとした切り替えがとても重要です。まだ暑いと思われる日々もあるかもしれませんが、季節を先取りしていく日本文化の中にあって、10月の声を聞いたのに単衣を着ているのは少々おかしいと思われてしまいます。ただし先にお断りしましたが、これについては礼装に限ったことです。普段着扱いの洒落ものに関しては少し緩めても構いません。

〜冒頭より抜粋〜

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なごみ連載 第9回「着物が一番傷む季節は夏場!」より

今年27年1月から淡交社さんの「なごみ」にて、「美しい着姿のために」と題して連載のご依頼をいただいていました。

 

第9回タイトル「着物が一番傷む季節は夏場!」

着物は皆さんの体と同じタンパク質でできているということを忘れてはなりません。そう考えると体と着物は一心同体なわけです。なかったはずのシミや変色が現れ、傷んでいたなんて経験はありませんか。傷むとは即ち生地が化学変化を起こしていると考えてもいいでしょう。その作用は、この季節の高温多湿の環境下で、一年でもっとも好条件になってしまいます。

〜冒頭より抜粋〜

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なごみ連載 第8回「涼しさを呼ぶ素材とは?」より

今年27年1月から淡交社さんの「なごみ」にて、「美しい着姿のために」と題して連載のご依頼をいただいていました。

 

第8回タイトル「涼しさを呼ぶ素材とは?」

今回は、夏の暑い中、何を着たら涼しいか考察しましょう。

夏の代表的な衣料素材というと、まず「麻」が思い浮かびますでしょうか。しかし、「麻は使い方次第では涼を呼ぶのとは逆効果になる」というと、被服業界にも知らない方が多く、びっくりすることと思います。麻が涼しく感じられるには、絶えず風が当たり、空気の動きがあることが条件となります。

〜冒頭より抜粋〜

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なごみ連載 第7回「夏の汗対策」より

今年27年1月から淡交社さんの「なごみ」にて、「美しい着姿のために」と題して連載をご依頼いただいていました。

 

第7回タイトル「夏の汗対策」

夏の暑い時期に着物を着なければならない時、やはり気になるのは汗対策ですね。悩まれている方も多いと思いますので、ちょっとしたコツや考え方、そしてプロと呼ばれる方々の手法をご紹介しましょう。

普通に考えれば暑いのですから、以下に涼しく、薄く、着こなすかを目指しますが、そのことばかり考えると、かえって着心地が良くない結果を招きがちです。

〜冒頭より抜粋〜

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なごみ連載 第6回「中座の際の着姿チェック」より

今年27年1月から淡交社さんの「なごみ」にて、山本秀司が「美しい着姿のために」と題して連載をご依頼いただいていました。

 

第6回タイトル「中座の際の着姿チェック」

一日着物で出かけた時には、途中どこかで着姿のチェックをしたいものですよね。着付には時間がかかりますし、しっかりと帯で押さえてあるため出先で大がかりには直せないものの、簡単なチェックで着姿を綺麗にできるのはうれしいことです。

〜冒頭より抜粋〜

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なごみ連載 第5回「「くりこし」って何ですか?」より

今年27年1月から淡交社さんの「なごみ」にて、山本秀司が「美しい着姿のために」と題して連載をご依頼いただいていました。

 

第5回タイトル「「くりこし」って何ですか?」

着物の胸元に出るシワについて解説しましょう。すぐ「襟の付け方が悪い」的な判断をしがちですが、それだけではありません。着物の寸法表に「くりこし」という言葉があります。これは着物の肩山に対して襟がどれだけ後ろ側についているかを示す寸法です。襟が後ろ側についていることにより、「衣紋が抜ける」といって、首元が垣間見えます。ここに着物の着姿の美しさがあります。着付技術としてこの「衣紋を抜く」ことが難しいために、「くりこし」寸法を大きくとったほうが衣紋を抜きやすく、美しい着姿になる、と考える傾向が近年見られます。特にふくよかな方に多く取り入れられているのですが、これは大きな間違いです。

〜冒頭より抜粋〜

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なごみ連載 第4回「シワのない着姿にするためには」より

今年27年1月から淡交社さんの「なごみ」にて、山本秀司が「美しい着姿のために」と題して連載をご依頼いただいていました。

 

第4回タイトル「シワのない着姿にするためには」

今回は、シワについて考察してみたいと思います。着物を着る上で何か困ったことはありますかと問いかけると、シワになって困るという声がよく聞かれます。これは特に若い方に多い事例なのです。着物ビギナーで着付け技術が未熟だからだとか、年ごとに着方がうまくなれば解消されるなどと考えてしまいそうですが、そうではありません。

〜冒頭より抜粋〜

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なごみ連載 第3回「寸法の調節、していますか?」より

今年27年1月から淡交社さんの「なごみ」にて、山本秀司が「美しい着姿のために」と題して連載をご依頼いただいていました。

 

第3回タイトル「寸法の調節、していますか?」

誂えた長襦袢のトラブルに多いのが、身丈が長くできてしまうことです。おはしょりをとらないで着ることが多い長襦袢の場合、「身丈」や「裄(背縫いから袖口までの長さ)」の寸法が長めにできてしまうと、長着の裾や袖口から長襦袢が出てくるので困ります。出来上がった長襦袢が自分の指定寸法より「足りない」ことに恐怖や不安を感じやすい傾向にあるのは普通ですが、長くなるよりは短めに転んだほうがよい例がここにあります。

〜冒頭より抜粋〜

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