映画賞

きるものがたり 山本工藝(新しい屋号になりました)

山本秀司(和裁士 :袈裟/袋/衣仕立て師)が主宰する和裁教室の物語。山本工藝の徒然。。
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七夕と和裁

本日は7月7日の七夕ですよね。
祭りの由来は「お針の上達(裁縫)」を願って短冊(元は梶の葉)にしたため笹に飾り付けたのが始まりと言う事をご存知ですか!? それから習い事を始める日にすると良いという日にもなりました。

お針仕事が、しっかり指に腕に付いてなければ家庭は築けないと、女子にとっては必須のお習い事だったようで、現代からしたら考えられないですよね。
今は豊かになった分、女子は大変忙しくなり衣、食、住、の「衣」の部分は、どうやらそれを司る神様から解放していただいてくれている様です。

私も七夕の事は数年前に初めて知りました。幼い時から慣れ親しんできたこの祭事が、自分の仕事と直結している事を知りビックリしたのを覚えています。
しっかりこの仕事に向き合わなければ行けないと感じたのですね。
和裁業界は七夕祭りともっと向き合ってイベントとして考えても良いですよね。

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白地の古典柄友禅 畳紙の影響

 
作品名 白地の古典柄友禅
制作者 Y.T さん





生徒コメント
かれこれ40年前の品で、その頃に千總が売り出していたいわゆる”型友禅”の着尺。
手描きではないですが、古典的な重量感や華やかさがあって、歳月に黄変した生地白を含めて古袖のイメージ(とは言い過ぎでしょうか)を大切にしようという事になり、結局今回は八掛を大人色に替えるだけにしました。
衣桁が手に入ったら、たまにはタピストリー風に掛けて置いて見たいと思います。

ちょっとコメント
きものは皆さんの体と同じタンパク質でできています。
きものを箪笥から出して飾ってあげる事は非常に良い事ですし、大切です。
空気の入れかえで畳み直すだけでも違います。
それは何故かと言いますと、きものは酸化して化学変化を起こし続ける性質があります。
(世の中のもの全部そうですけどね)ですからずーっと箪笥の中にしまいっぱなしにしていると、表面に出ている部分(例えば一番上、背や脇の縫い目、肩山や袖山や裾)と、
畳まれて密着され空気に触れていないところで、酸化していくスピードの違いがでてしまい、くっきりと色の境目が出来てしまう事があります。
すべての物がそう言う訳ではありませんが・・・。

よく「紙や畳紙はよくないんですよね」と質問される事があります。
私は、中性紙であればそう言うことはありませんと答えています。
畳紙に入っていて紙が触れているところだけが色が変わってしまった。
紙を漂白した時の成分が残りガス化して影響を及ぼしたんだという説を聞いた事がありますが、科学的に証明された事実は確認できません。
私の工房でもその事は確認していません。

むしろ前述の、何年もそのまま畳んだままの酸化状態の違いであって、あたかも紙でそうなったように見えて勘違いしている報告だと思います。





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茶紬地袷「本ぐけを綺麗に早く縫うコツは」

 
作品名 茶紬地袷



制作者 K.S さん




生徒コメント
工房で求めた反物です。
茶色の無地に近い地に、ところどころ横にかすかに入っている色合が、
何とも言えないアクセントになっています。
これから何かと重宝に活用できそうで楽しみです。
今回は本ぐけで表地の糸をすくっていることが多々あり、
先生のお手を煩わせてしまいました。
今後共、よろしくお願い致します。


ちょっとコメント
「本ぐけを綺麗に早く縫うコツは」
右利きの方は右手で針を持っているわけですが、一生懸命縫えば縫うほど
右手や指や、持っている針をあやつろうとします。
ですがそれらは真逆で、じつは左の手をリズムよく動かすのです。
そう切り絵でハサミは動かさず紙を動かしているあのイメージ。
右手は、鼻歌を歌いながらタイミングをはかってるだけでいいのです。
前者の方は、焦れば焦るほど、一生懸命になればなるほど針は言うことを
聞かなくなります。
なので、縫っている人をぱっと見ただけでその技量はおしはかれるし、
見ていなくても、その縫っているスタイルの音で、その人がどのくらいの
人なのかは分ります。

たまにスタッフに「お前の仕事は音が悪い」と叱ることがあります。
(笑いながらですよ)
言われたスタッフは、?チンプンカンプンでしょうね。縫っているのですから。
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小千谷の長襦袢(麻は暖かいの話)


作品名 小千谷の長襦袢(麻は暖かいの話)
制作者K.Tさん





生徒コメント
見当たりません。写真だけ。せっかくの完成品なので載せますね。

ちょっとコメント
和裁教室の生徒さんの作品です。小千谷縮の生地の長襦袢です。
これは大変涼しいですね。
でもこれは通気性があるという条件だけの特性です。密閉されると逆に保温性
大変優れた繊維となります。
ラミーよりもリネンの方が強い傾向があるように思います。
麻イコール夏の繊維と解説するのは、説明不足となります。
あまり認識されていないですね。

よく「綿、わた」というものがありますが、
これは本来「麻の綿」の事を指したのです。これに対し、
絹の綿のことは真の字を付けて「真綿」まわたと読んで特別扱いしていました。
大変軽くて、暖かいですね。
「麻の綿」もものすごく暖かいのだろうと考察します。ただ相当に重いでしょう。
めんの綿はこれよりもあとに、日本に広まったのですね。
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七夕の由来

 針をもたれる皆様、今日は7月7日七夕ですね。
祭りの由来は「お針の上達」を願って短冊にしたため
笹に飾り付けたのが始まりと言う事をご存知ですか?

お針仕事が、しっかり指に腕に付いてなければ家庭は築けないと、
女子と認められず嫁いで行けなかったようです。
現代からしたら、考えられず厳しいですよね。
今は豊かになった分、女子は忙しくなり、衣、食、住、の「衣」の部分は
それらを司る神様から解放していただいてくれている様です。
「衣(イ)」は物事の始まりや、中心になることを意味しているのですね。

次は「食」からも解放されつつあるのかもしれませんが、意味がありますので
楽ばかりしようとすると、大変な方向へ行ってしまいます。ご注意を。

私も針を持って24年めになりますが、七夕の事は数年前に初めて知りました。
幼い時から慣れ親しんできたこの祭事が、自分の仕事と直結している事を知り
ビックリしたのを覚えています。
嬉しさは無く、しっかりこの仕事に向き合わなければ行けないと感じたのですね

和裁業界は七夕祭りともっと向き合っても良いですよね。



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絶滅危惧種なお仕事ガイド

ダイヤモンド社より取材をうけ記事になっている物を
残しておく為にこちらにも、抜粋して載せさせてもらいます。

タイトルだけ見るとずいぶんと失礼ですが

でも、そういう中にヒントが隠されているってゆー口説き文句でしたけど
さーいかがなものでしょうかと考えますよね。。笑


 新しいキモノファッション誌もある。ベンチャー企業の社長が、着付けを習ったり、お茶を習ったりしている。ちょっとした、「和」ブームである。

 「それが、業界的には厳しい状況が続いているのです」

 日本和裁士会が発行する「日本和裁新聞」編集部の宮下政宏さんが、残念そうに言う。

 1954年に創設された日本和裁士会の会員は20年前には約6000人を数えたが、現在は約1700人しかいない。減ってしまった理由はつまるところ、儲からないからだ。

 和裁のシゴトは、今や半分以上が中国やベトナムへ流れてしまう。ただでさえ少ないパイを海外と取り合わねばならないうえ、加工料の値下げ要求も強くなる。「これではやっていけない」と、廃業する和裁所も多い。次代のプロを養成する和裁学校の閉鎖・縮小も相次ぐこのおシゴトは、本連載のテーマ、「絶滅危惧種」の1つである。

 実を言えば、キモノの市場規模は1982年まで拡大していた。キモノを着る人がほとんどいなくても、売上だけは伸びていたのである。

 「なぜかと言えば、1枚あたりの単価が高くなっていったから。普段着としてのキモノが売れなくなると、小売がこぞって、婚礼や成人式、七五三などで着る高価な晴れ着を売ることに力を注ぐようになったからです」(宮下さん)

 「ケ」(普段着)は消え、「ハレ」(晴れ着)だけが残った。だが、膨張しすぎた「ハレ」は度重なるバブルとともに消え去り、キモノ業界は存亡の危機を迎えている。

 経済産業省の「商業統計」と総務省の「家計調査」、それに矢野経済研究所が出している「呉服市場に関する調査結果」などを総合すると、現在のキモノの市場規模は約3500億円程度、と言われている。ピーク時の約5分の1だという。

不況こそ仕立て屋のチャンス
お直し需要が急増中

 キモノは本来、リサイクルすることを念頭に作られている。直線裁ちの直線縫い、しかも手縫いにこだわるのは、汚れたらそれをほどいてバラバラにし、「洗い張り」にかけることを想定しているからだ。

 汚れた部分は、仕立て直す際に、目立たないところへ縫い変えて使う。古くなったキモノは、染め直すなどして羽織や帯にする。それでも駄目なら半纏に、さらにボロボロになったら、ぞうきんやハタキにして使いきる。

 長く使えば、キモノは「合理的」で「エコロジー」な商品だったのだが、経済成長著しいころは、それがまったく「売り」にならなかった。そんなうんちくを語ろうものなら、「貧乏くさい」と言われそうなほど、ヒト・モノ・カネが溢れていたからだ。

 だが、景気は人の心も左右する。上野さんらにとっては幸いなことに、ここ数年、メンテナンスをしながら、より長くキモノを着たい、という人が増えてきた。仕立てだけではなく、キモノの生産工程のあらゆる段階で、こうしたお直し需要が急増しているという。

 お直しばかりはまとめて海外に持っていく訳にもいかず、国内の業者の出番になる。

 危機こそチャンス、である。

製造業からサービス業へ変貌?
「和裁教室」で生き残る

 「絶滅危ぐ種、を追いかけているんですか? それはおもしろそうですね」とにっこり笑うのは、和裁士の山本秀司さん(42)だ。横浜駅から歩いて7分の場所で、同じ和裁士である妻の直美さんと「山本きもの工房」を経営している。

 工房では、数人の女性たちが黙々と針仕事をしていた。さらしで縫い方の基本を練習中の人もいれば、すらすらと長襦袢を縫っている人もいる。みな、和裁を習いにきた生徒さんたちだ、という。

 「会員登録している生徒さんは90人います。下は高校生から上は70代まで。なかには男性も4人います。ほとんどが、針と糸を持ったことがない、初心者です」

 素人向けの教室を開くきっかけは1999年、趣味で和裁を習いたいと仕事場にやってきた、ある中年女性のこんなひとことだった。

 「祖母のように自分でキモノを縫うのが、私の夢でした」

 山本さんはそのころ、和裁のシゴトには未来がない、と感じていた。売上は毎年10%ずつ減っていた。全国和裁技術コンクールで内閣総理大臣賞をとるほど技術があっても、その腕をふるうシゴトがない。

 「何を読んでも、どんなデータを見ても、見通しは明らかに暗い。将来的に家族を養えるシゴトではなくなるだろう、と感じていました」

 副業を始めることも真剣に考えていた。なのに、目の前の女性は、そんな自分のシゴトに夢を感じると言う。最初から教室にしようと思ったわけではなく、ただ、「やってみよう」と思った。そのころ、同じ職場で和裁のシゴトをしていた父親には猛反対されたが、何かひとつでも、心の支え、が欲しかった。

 かたわらに生徒を座らせ、針の持ち方から教える。必然的に、自分がどうやって和裁をおぼえたのか、を振り返るようになった。なにが難しくて、どう説明すればわかりやすいか、のコツも、少しずつつかんだ。

 そのうちに、「私も教えて欲しい」という人が現れた。それが、1人、2人、と増えていく。最初は自宅で細々と教えていたが、それでは手狭になり、6年半前に現在の場所を借りた。生徒が急に増え始めたのも、その頃からだという。

 工房の技術者は、山本さん夫妻とお弟子さん2人の計4人だ。お弟子さんのうち1人は、もともと教室に通っていた生徒さんだという。

 取材をしている間にも、予約を入れた生徒さんが時間をおいてやってきていた。決まった教材はなく、自分の縫いたいものを自分のペースで縫う。わからないことがあれば、そのつどスタッフに訊ねる。そのため、一度に教室に入れるのは、6人までだ。

 「針仕事に没頭していると、ストレス解消になるんです」

 生徒の多くが、そんな感想を口にする。主婦だったり、教師だったり、ITのプログラマーだったりと、職業もいろいろだ。

 山本きもの工房には現在、大口の取引先はひとつもない。「加工料を下げろ」と要求されるたびに断っていたら、とうとう注文がゼロになったという。今は教室の収入と個人客からの依頼だけで、ビジネスが成り立っている。

 「このシゴトは、なくならないと思いますよ」

 山本さんではなく、生徒のひとりにそう言われた。

 「やってみると、すごく気持ちいいですから」

 時代遅れの製造業かとばかり思っていたら、巡り巡って最先端のサービス業にもなっている。和裁の粘り、おそるべし。



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山本の「くりこし論」

「季刊きもの」連載のため感覚的なつぶやきを覚え書きとして集めた物です


ぐずぐず時代(笑)と今とでは、繰り越しが全然違うのです。大正以前には、
着物に繰り越しをつけていないのですね。特別なモノのみに付けたのです。
例えば打ち掛け。羽織類などです。現代は完全に勘違いしてる状態。
「繰り越し」季刊きものに詳しく語ります。


胸元が 綺麗に着れない方、
それは寸法があってないのは確かだろうし襟の付け方もまずかろうと思うのですが、
何の寸法が一番間違ってるかっていうと、それは身幅ではなくて繰り越し!
大抵はそれです
すぐ福与かな方には7〜10分付けたがる着付けの先生とやら居ますけど、
「えもん」が巧く抜けないのは、繰り越しが足りないからではありません。
胸にしわが寄るなら縫いや補正の技法に走らず「くりこし」の背景を
探るべきです


よく力士の着物の胸が、皺しわになってるのを見かけますが、
あれは太ってる=繰り越しを多めにつける、と思い込んでいる間違い。。
最近綺麗なのも見かけるようになっては来ていますが
そういう思い込み的発想は駆逐されるべきなんだな


やっと少しだけれど、
有名どころの着付けの先生方も、繰り越しはあまり大きくしない方がいいと
言い始めて、指導に取り入れてきている様子
それは山本が伝えた訳ではないけれど、
その先生方が買われる有名呉服屋さんに、ずっと説明し言い続けてきた事で
ようやく伝わっていっているのかな
これからは、もっと広がるだろう。
その生徒さんから巡って僕の耳にたどり着いたから


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きものが一番痛むその季節は、夏です!

 きものが一番痛む(化学変化を起こす)その季節は、夏です!
高温多湿の好条件になります。

衣替え出だしたら、!「”ギャーッ」 なんてこと多いでしょ、
この季節をうまくやり過ごさせてください

昔ながらの虫干しにいい時期と、現代とでは、環境から考えると違って来ます

クーラーにあててやる〜笑〜。きものにとっても気持ちがいいのです。

                               山本秀司
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自分の視点を信じる

「上様」

 ありがとうございます。
結局、素人判断は難しく、信頼できるかたに相談するのが一番いい、と分かりました。


「山本」

相談できる環境があるのは、良い事ですよね

私は常々大事に語っているのは
相談をした結果に対して、決断をするのは本人であることで、責任を持たなくてはいけないよ!っ
と伝えています。
仕事に対して良ければ賞賛し、
ダメならクレームをあげコミュニケイトすること。
「おまかせします」とは「もんくは言わないよ」と同じことですから
軽々しく言ってはいけないと伝えています。

そういう視点でみれば、
ガード加工の出来不出来や扱い方もおのずと気がつくと思います。
ガードのテストは、単純です。
水滴を付けて表面張力がどの程度あるかを目視し、確認し判断します。
この時気を付けるのは、スプレイで水滴を付けないということです。
空気と同時に吹き付けては効果を見落とします。
ドボドボと落とす感じです。。
ただ掛ってなかったら悲劇ですので、はじっこで!笑


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覚え書き、ガード加工質問と返事

やまもとさま
わたしが過日見学した、某ガード加工の会社では、素材によって、受ける、受けないがある、と言っていました。
詳しくは説明してもらえなかったので、見ていたところ、大島紬のような、表面がすべすべしたものは可、結城紬のようにでこぼこしたものは不可、でした。
加工薬品が十分に滲み通らるか通らないか、という理由によって分けられていたようです。
表面がでこぼこしている、というと縮緬はでこぼこしていますが、こちらは大丈夫なのですね。
この違いについて、ご存知なら説明していただけますか?

また、一般消費者としては、着物の汚れは、上前や袖や裾に起りやすい、ならば部分的にその辺りだけ加工する、あるいは、染み抜き料金が安ければ、その都度部分汚れを取ってもらえばいいのではないか、というふうにも考えますが、いかがでしょうか。

最近はインクジェット染色の着物が多く出回っています。この類いの加工はどうですか?


返事
上さま
生地はさまざまな風合いがあるわけですから、
当然さまざまな薬の乗り具合いに違いが出ると推察するのが自然です。
また別の表現で言えば、乗り具合は一緒でも効果の見え方に違いが出る物です。
見学された会社の場合は、
例えば一回の同じ薬料を施した場合の効果の見え方の違いを判断材料として、
受ける事の是か非かの二者択一に分けたのだと推察します。
確かに表面の平らな素材は、効果が出やすく
紬やスエード調の物などは、効果が出にくい
といえます。
が、これは見えにくい物はそれなりに見えるまで施せば良いと思いますが、
同じ値段で、それなりに同じ見え方に加工するところはありますし、
(完全には無理かもしれません)
そういう手間は掛けないとする理由も分かります
あくまで自由な判断ですからユーザーが見分ける目や感覚が問われます。
難しい所ですね。。。
縮緬をそれぞれの会社がどう扱っているのかのデータはありませんので、
断言できませんが着物地の大きな範囲は縮緬ですので、
縮緬が出来ないと言う所はないと思います。(聞いた事はありません)

2つ目のその部分だけの加工は、
ユーザーの着用状況によって各々判断してよいと思います。
ただ前述しましたが、熱処理で飛躍的に効果が上がるので、
自分で行うスプレータイプ(溶剤薄いかも)に熱による加工を施すのは
生地変化のリスクを伴います。
吹き付けるだけをこなした方がベターかもです。
裾、袖口の汚れ防止&落とし易さを考えるならば
反物の八掛け地に施すのが、強力に掛りますし安価です。
仕立て上がりに施す方が、弱いと思われます。

3つ目のインクジェット染色物は、熱による変化を起こさない物であれば
基本的に大丈夫かと思います。
ご参考になりますかどうかです。

ガード加工については以前、ブログに載せた覚え書きあり


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