映画賞

やまもと工藝 きるものがたり 

山本秀司(和裁師:袈裟、茶入・茶碗袋、和装、仕立師)が主宰する和裁教室の物語。やまもと工藝の徒然
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松煙染めの夏お召し

作品名 松煙染 木の葉 灰色
制作者 pipさん


受講生徒コメント

夏は暑くて着物はうっかり着たらたいへんそうですが、、、夏も着用可という、この反物に出合ってしまいました。やっと着ることができると、夏も待ち遠しくもあります。仕立ては相変わらず四苦八苦のうえ、ごまかしの山盛りです。織地の厚みがある木の葉が重なると、針が重くなって大変でした。これさえ無ければと何度も思いつつも、無くては困る柄だからと思い手をすすめました。初めて仕立て下ろした着物です。

 

やまもとコメント

単衣ですのでくけが多かったですね。くけで表にチョンと目を出す際、すくう糸が少ないとひっかかったようになり、針が重く感じられたのかもしれません。先に出来上がった抹茶色の長襦袢と重ねて着ることを目指して縫い進めていらっしゃいましたね。今までは長襦袢地と単衣地を重ねて「こう見えるのね」とうっすら重なる灰色と抹茶色をイメージされていましたが、着物の形になり、着用してみてそう見えるかが楽しみですね。

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刈安染のお召

作品名 刈安染のお召
制作者 肥後 三津枝さん

受講生徒コメント

教室に入って一枚目が主人の単衣でしたが、その後袷を中心に仕立ててきました。一年のうち、袷を着ない時期(単衣を切る時期)があるということで、単衣を仕立てようと思いました。反物は生地・柄とも仕立てやすいと思いましたが、糸こきが自分では出来たつもりでも、先生に確認をお願いすると、十分ではなく糸こきの大切さを認識しました。

(仕立て上がりが違ってくる事を)

内揚げの三角・額縁の作り方等々、袷とはまた違った技法を学びました。浴衣も仕立ててみたかったです。ありがとうございました。

 

やまもとコメント

単衣は袷と違い、裏から縫い目が見えてしまいます。縫い目の大きさを気にして細かく縫う事で糸こきが難しくなってしまったのかもしれませんね。最近では暑い日が多く、早めに単衣に袖を通す方も多いようです。浴衣とはちがった縫い代の始末も知っていくと新たな発見になったのではないでしょうか。

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小千谷縮 (ベージュ、かすれ縞)

作品名 小千谷縮 
制作者 A.Iさん

新潟出身だから?
小千谷縮の風合いがとても好きです。色も柄もやっと見つけたお気に入りのもの。「早く形に」と先走る気持ちをおさえながら、手洗いに耐えられる様に丁寧に作りました。
難しい本ぐけも手元に集中する為、頭の中がカラッポになって、とても良いリフレッシュになりました。


やまもとコメント

私もこの絞りの風合い大好きです。何と気楽に身に付けられることでしょう。シワの心配をしなくていいのですから。
小千谷縮は麻です。麻は細ければ細いほど糸の値段が高くなり、高級になります。反物が軽いものほど高いのです。正絹の白生地は重いほど高級となり、同じ反物でも真逆の価値観があります。ではクイズ、結城紬は絹です。重い方、軽い方、もしもらえるとしたらどっちを選びますか。笑

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藍染め絽小紋

作品名 藍染め絽小紋
制作者 M.M さん

 

 

 


受講生徒コメント

昨年度受講した「きもの裁ち方」講座の内容をすっかり忘れてしまわないうちに、新しい反物からの裁ちを自分でしたいと思って作った着物です。
総柄だから柄合わせにはあまり関係ないと思っていたのですが、実際始めてみると、柄の中の目立つポイントの配置や向きなど、気をつけなければならない点があって、先生からアドバイスをいただきながら完成にこぎつけました。共布で背伏せをつける方法を教えていただき、うら側から見てもきれいに縫い上げることができました。


やまもとコメント

絽など透ける生地の背伏せは、着用した時、白く浮いて見えないように表の生地から背伏せ分をとります。
小紋は同じ柄が繰り返し続いていくのですが、裁ち方によっては訪問着のような雰囲気になる品物もあり、裁ちには時間がかかる事があります。Mさんは出来上がりのイメージをしながら裁ちをされていたので、素敵な柄合わせができましたね!

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しじら織単衣着物

作品名 しじら織単衣着物
制作者

N.N さん

受講生徒コメント

かなりお得に手に入れたはずのしじら織です。
あと一息で完成というところで、かなりの時間放置していました。
時間が経ち過ぎて、どんな苦労があったのかも忘れてしまいましたが、ここのところやっとやっと少しずつ自分で着物を着られるようになったので、この涼し気な着物をがんばってたくさん着たいと思います。


やまもとコメント

着物は大きく分けて、2種類に大別されます。白い生地(反物)を作り、絵を入れる「後染(あとぞめ)」と織り上げる前の糸に色を付け、織り上げながら柄ができる「前染(さきぞめ)」があります。徳島県で作られるこのしじら織は糸を先に染めた織りの着物前染め物です。さらさらとした風合いが肌につかず、涼しく感じられる布です。ちなみに浴衣は後染めです。振袖など、高級な後染め物もあります。

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洗える絽の色無地

作品名

洗える絽の色無地

制作者

A.M さん

 

 

 

 

受講生徒コメント

ポリエステルがこんなに難しいとは思いませんでした!
脇の始末が全然きれいに決まらず、何度もやり直しました。できることなら最初から縫い直したいくらいです。
ただ、とりあえずこれで袷、単衣、絽の色無地は揃ったので、お茶会対策は万全です。

 

やまもとコメント

肩まわりや脇のくけは、一度出来上がりに折ると針が進めやすいのです。しかしポリエステルはコテをかけてもすぐに戻ってしまったり、かといって熱いコテをかけると生地が溶けやすいものもあったりと、コテのかけ方に工夫が必要でしたね。洗っていただけますので、急な雨や水屋での作業の心持ちが軽くなりますね!

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たて縞の小千谷縮

作品名 たて縞の小千谷縮
制作者 M.M さん

 

 

 


受講生徒コメント

縞模様だったら柄合わせはいらないだろうと思っていたのは、私の認識不足でした。いざ裁断しようとすると、水平方向の柄合わせはないのですが、たて縞をどう配置するかを考えなければならなかったのです。大体、自分の思ったように縫い上がりましたが、本当に「裁ち」はむずかしいと実感した作品でした。
この夏着物では、居敷当ての付け方を知ることができました。また、洗える着物ということで小千谷縮を選びましたが、これに付けた工房のうら衿の生地がすばらしいです。勿論洗えます。見た目も風合も、よく見る麻のうら衿とは段違いに良いです。先生が御自身の目と足で探して仕入れていらした素材だそうです。反物に限らず、副資材についても他では手に入らない良質な品を使えるところが、山本きもの工房ならではです。勿論、技術指導もですよ。


やまもとコメント
お教室でもプロと同様の用具・素材を使用しています。洗える用には綿麻の生地を使用しています。水通ししても伸縮性がほとんどないので、居敷当に使用することもある品物です。お持ちいただいた小千谷縮との一体感も感じられたかと思います。たくさんお褒めいただき恐縮です。今後も身を引き締め、皆様と一緒に縫っているつもりでひとつひとつのお品物を作り上げていきたいと思います。今後もよろしくお願いいたします。

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波柄小紋

作品名 波柄小紋
制作者 A.北島 さん

 

 

 


受講生徒コメント

母の遺品の中から出てきたちりめんの白生地を初めて染めからお願いしました。シックな仕上がりで、袷を縫うことになりました。諸般の事情により、途中でお休みすることになり、今年の後半からおけいこを再開し、数年掛けて完成となりました。
やわらか物は初めてでしたので、最終に向かうにつれて製作しているものと、自分の技術とのギャップが目に付きました。例えば、表に出た針目や何となくよじれている様に感じる出来上がり・・・直したいところがいっぱいです。
お休みせずに手を動かし続けることが大切なのだと改めて思うこの頃です。


やまもとコメント

またお教室に足を運んでいただき、ありがとうございます。小紋は工房にある品物の色違いになるよう染めていただきました。再開して何回かの教室では基本を思い出していただけるように運針を中心にはじめていきました。また少しづつ手を慣らしていただき、理想の針目を目指していきましょう!!

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初売りの色無地 きるものがたり展 展示作品

作品名 初売りの色無地
制作者  A.M さん

きるものがたり展 展示作品です。

きるものがたり展→http://blog.yamamoto-kimono.jp/?eid=1025654

 

 


受講生徒コメント

お正月の初売りにあった白生地を染めていただき、色無地に仕立てました。染める色を決めるのはいつも悩ましいけれども楽しい時間です。今回は自分には珍しく紫よりのピンクグレー。綸子地なので、思ったより華やかに仕上がりました。キレイな色は縫っていても気分が上がりますね。縫製の点数は65点くらい。ダメなところが目に付きます。次、頑張ります。


やまもとコメント

色を決める時のワクワク、染め上がってくるまでのドキドキと、私達も色を染めるときは一緒に楽しませていただいています。白生地も織りによって見え方が変わってきます。シボが多いと見本よりも落ち着いて見えたり、織り柄が浮き出るように見えたりもします。Mさんの白生地は綸子地で光沢があるのでピンクグレーですが、ピンクが映えて華やかな場にピッタリの色無地になりましたね。

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こげ茶御召小紋

作品名 こげ茶御召小紋
制作者 肥後 三津枝 さん

 


受講生徒コメント

「心よきもの展」で目にして、色柄ともに一目で気に入りました。この御召の前に柔らかもの(江戸小紋)を仕立てていたので、軽くて縫いやすいなと感じました。袖の丸みを付け側に付ける間違いもありましたが、一枚の着物を仕上げる時間(期間)が少し短くなったかなと喜んでいます。 1つ1つの細かいところ(縫い方、糸、縫い側等々)・・・まだまだ注意する点を覚えていかなければと思います。 引き糸の位置が五厘広くなっていたようで、右衿先の幅が違っていました。気をつけます。


やまもとコメント

そうそう、気が付かないうちに、ご自分でも自然と段取りを整うことが出来るようになっているのです。直しが発生してしまっても、時間と手間が頭に浮かべば、それもまた作りあげた時の喜びに変えることができます。
細かい技術は山本で整えてますから大丈夫。衿巾の巾なんて、気にすることないですからねー。

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