映画賞

やまもと工藝 きるものがたり 

山本秀司(仕立て師:袈裟、茶入・茶碗袋、和装)が主宰する仕立て教室の物語。やまもと工藝の徒然
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赤縞の袷

作品名 小紋 袷
制作者 T.Sさん

 

受講生徒コメント

袷の着物を縫いたいと思い、自宅にあった祖母からいただいた反物です。はじめての袷の着物で、表と裏を合わせる時に、先生のご指導の下、思っていた以上にあっという間に縫い合わさり、完成していったような気がいたしました。袷をもっとたくさん縫って、しくみをしっかりと勉強したいと思います。また縞柄をしっかりと合わせることができなかったので、次回は縞を合わせることができるようにと思います。 表と裏の生地の異なりで合わせた時のつりあいの難しさを実感致しました。  前回縫った帯と合わせて着ることが楽しみとなりました。これを機に着物を自分で着る機会を増やしていきたいと思います。


やまもとコメント

以前、和裁の経験をお持ちのSさん、しっかりと学ぼうとする姿勢がお教室の最中にしっかり伝わってきます。ちゃんと伝えられるよう、こちらも身の引き締まる思いです。昨年、長襦袢の裁ち講座に参加いただきましたので、単衣の裁ち、袷の裁ちとステップアップをして、和裁の知識を深めていってください!! 

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初売りで目に留めた小紋

作品名 小紋 袷
制作者

K.S さん

受講生徒コメント

令和2年になって出来上がったもので、20作目になりました。これは山本両先生をはじめ、スタッフ皆様の御親切な御指導の賜物であって、心から厚く御礼申し上げます。

初めの頃は、図柄で生地を選んでいたように思いますが、近年は色合いに心が行き、年令の割に明るいものが多くなったような気がします。

酷暑の夏の日や雨風の激しい日もあり、そろそろ辞めさせていただこうと思いましたところ、主人から“口と手を動かすことをやめたら、ボケるだけ”と背中を押されて、図々しくお邪魔させていただいております。もう少しの間、よろしくお願い申し上げます。

やまもとコメント

記念すべき20作目ですね!素晴らしいです!!

どんな日であっても丁寧なあいさつで、パッと明るい笑顔を見せてくれる島村さん。Sさんの笑顔に合うお着物を用意していきますので、こちらこそこれからもよろしくお願い致します。

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誂え染めの単衣

作品名

制作者 N.T さん

 

受講生徒コメント

昨年お正月福袋で出会ったお値打ち価格の反物でした。白生地で自分の好きな色に染めていただけるのですが、何色にしようか迷って大変でした。(笑) 私の好みを熟知している先生のアドバイスにより、このきれいな青色に決まりました。

爽やかな青色なので、初夏に着たいと思い、単衣にしました。単衣はくけが多いので大変ですが、大変であるほど着られる日が楽しみです。単衣を縫うのは2回目ですが、すっかり縫い方を忘れています。何年続けても覚えが悪い…。

先生、いつもありがとうございます。 


やまもとコメント

お誂えならではの色に染まりましたね! 市場でこのような色を探そうと思ったら、そう簡単には見つからないでしょう。地紋の雲どりも青空にプカプカと浮かんでいるようで、初夏にピッタリの単衣になりましたね。

何年も通っていただいていますが、2回目でしたか!!2回目でバッチリ覚えていたらビックリ!プロですよ!!

手順は私共がキレイに出来上がるようお伝えするので、覚えていなくても大丈夫です。お教室の最中は日常を忘れ、縫う時間を楽しんでいただければと思います。

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単衣の色無地

作品名

単衣 一つ紋

制作者 T.Uさん

 

受講生徒コメント

刺繍の紋。

真っ白ではなく、ちょっと緑がかった白色の糸で刺繍していただきました。先生のセンスのお陰で、20代の娘の着物に可愛らしさが加わって、とっても気に入っています。

白生地を娘の選んだ色に染めていただきました。地紋の柄ともよく合って、爽やかで素敵な着物が出来ました💛(縫い目はひどい出来ですが…)


やまもとコメント

刺繍の紋の糸の色は、着る方の雰囲気や生地の風合いに合わせて色選びをしています。真っ白では目立つし、同色ではなじみすぎて少しさみしい…。せっかくの縫い紋ですから、可愛らしく見える糸を選びました。気に入っていただいて嬉しいです。紋が入っていることで、お呼ばれしたお茶会でも、お友達と遊ぶ時でも、帯によって様々な場面で活躍してくれる色無地になりました!!お母様の思いも込もった一枚。たくさん着ていただきたいですね。

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既製品を…

作品名 既製品を…
制作者 M.加藤 さん

 

 

 

 

受講生徒コメント

着付けを覚えた頃、自分サイズも分からないまま、デパートで購入したミシン縫製の既製着物ですが、寸法が合わず着にくいので、着ないまま20年余り、日の目を見ないまま過ぎてしまいました。今回、金茶色だった八掛を直美先生のおすすめで柄に合わせたコントラストのある色に交換!お誂えのお手製となりました。これからの季節に着たくなるような色なので、寝かせていた分、活躍させたい一枚となりました。


やまもとコメント

人は何にひきつけられるのかと申しますと、物や形・柄の前にまずは「色」なのです。ここが整わないと気持ちが上がらないのですね。きもののコーディネートは着物と帯でコントラストを付け、メリハリをつけるのが山本流です。色を揃えると洋風になります。着物が地味であれば帯を華やかに、きものが主張する柄であれば帯は無地にー コントラストには色々な意味と主張があるので、奥が深く楽しいことです。

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しじらの単衣

作品名 しじらの単衣 
制作者 T.Uさん

 

受講生徒コメント

福袋の素敵なエプロンにさそわれて購入。娘が好きそうな柄と色。浴衣としても単衣としてもOKという事に惹かれる。しじらは軽くて、しわができにくく縫いやすくて好き。柄が格子で性格が曲がっている私でも直線に縫えた。くけは辛い。
やまもとコメント

新年の福袋ではしじらの反物と一緒に、遠州木綿のやまもと特製エプロンをセットにご用意いたしました。ポケットが違う柄でポイントになっているもので、気に入っていただけて嬉しいです。単衣はくけが多いですが、しじらはくけ目が目立ちにくいのです!これから柔らかい生地の単衣にも挑戦されるかと思いますが、くけに慣れておくには最適な生地だったのではないでしょうか。

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鮫小紋

作品名 鮫小紋 
制作者 S.Kさん

 

受講生徒コメント

鮫小紋というのは特に惹かれる柄ではなかったのですが、小豆色というのか胡桃色というのか鮫小紋ならではの色味が気に入って購入しました。片側の耳がのびていて(のばしてしまったのか)いかに無造作に地直しをしていたのか反省しました。

出来心で背紋を刺繍したいと思いたち、失敗を重ねてカビのようなチャコの跡が残ってしまいましたが、うまく紋合わせしていただいて着用可能なものに仕上がり、ほっとしています。ありがとうございました。


やまもとコメント

地色に白い鮫模様が、手を触れるとしなやかに動くように見えるのは鮫小紋ならではの魅力がありますね。縫いもんを入れようと思い立ち、実際にご自身で紋を入れられたというのは素晴らしいですね!江戸小紋ですので、紋を入れた事で活用の幅が広がります。Sさんの手で一段階格の高い着物に仕立て上げられた事で、今までと違った達成感を味わっていただけた事でしょう!

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接ぎ入りの大島紬

作品名 白大島紬 接ぎ入り単衣 
制作者 S.Aさん

 

 

 

 

受講生徒コメント

母の袷の着物を仕立て変えました。2作目で初めての単衣の仕立てでした。ほんの少し残布が有った為、身頃に接ぎを入れて着用できる寸法にして頂きました。前半はみるみる形が出来上がりましたが、後半はずっとくけが続き、改めてくけの難しさを思い知りました。何度も表にまで糸が出てしまい、戻っては縫い直しました。私が中学生頃に母がよく着用していた大島。形を変えて着用出来る事に改めて「着物」という物の素晴らしさを感じます。


やまもとコメント

初めは袷に仕立てる予定でしたが、軽やかな色合いの大島紬という事で、単衣にシフトチェンジしましたね。単衣なので接ぎを入れると縫い代が増え、くけも少し増えるところなのですが、後ろの接ぎは居敷当で隠れる位置に入れる事で、前の接ぎの縫い代の処理だけで済むようにいたしました。ほんの少しの残布でも残していていただいたお母様に感謝ですね。

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深緑に桜柄小紋

作品名 深緑に桜柄小紋
制作者 K.Hさん

受講生徒コメント

自分のコートにと20年近く前に購入していた反物でしたが、年月は思いの外早く経ち、長女の袷にすることにしました。購入時は自分の手で縫えるとは思ってもみませんでした。
取りかかったのは1年前の3月27日、夏の暑さについつい休みを1ヶ月、2ヶ月・・・と続けてご心配をおかけしました。
でもお教室に通い針を持つのは心安らぎ、落ち着く至福の時間。「きるものがたり」に出せる作品はこの1年でこの1枚のみ、ラストスパート!
いつも直美先生をハラハラさせてしまい、申し訳ございません。これからもよろしくお願いいたします。


やまもとコメント

山本の時間の流れをこの様に表現していただき、感無量です。生徒さんには1年の節目としてこの「きるものがたり展」に出品していただけることが、何よりも私達にとって目標であり、喜びでもあります。15年前から始まり、今回で11回目、皆様ありがとうございます。今後もやまもととして皆様のために何ができるのか、模索していきますね。

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深緑色の紬

作品名 深緑色の紬
制作者 M.M さん

 

受講生徒コメント

母からもらった紬ですが、紺地に織り出されている白い絣柄のむらが気になって、ずっと着用しておりませんでした。和裁教室に通い、仕立て直しが自分でできるようになってきたので、思いきって全体を濃い深緑に染めて絣柄が殆ど見えないようにして縫い直しました。
袖に大きなしみがあったので、着用したら見えない下前と交換し、右後身頃は内揚げから下を上下入れ替えて、おしりに当たる部分のしみを脇に持っていきました。他の着物から外した八掛の色がマッチしたので、私にしては珍しくコントラストの強い組み合わせとなりましたが、生まれ変わった着物に満足しています。他にも仕立て直しをしたいものがたくさんあるので、ひとつずつ自分らしく変えていきたいと思っています。


やまもとコメント

和裁の技術は素晴らしいものですが、Mさんの様に活用している人はほとんどいないと思います。専門店でも理解していませんので、もはやこういう技術は無くなっていくと言っても過言ではありません。見ていただいてわかるように、まさに生まれ変われるのに。

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