映画賞

やまもと工藝 きるものがたり 

山本秀司(和裁士:袈裟、茶入・茶碗袋、和装、仕立師)が主宰する和裁教室の物語。やまもと工藝の徒然

「工房お見立て会」開催中です。6月15日〜 半期に一度のお値引きが出来るセールです。
やまもと工藝 研究会 「長襦袢/種類と優れた着やすさの仕立てポイント」8月19日(日) 10〜12時半
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染めかえて仕立て直した江戸小紋

作品名 染めかえて仕立て直した江戸小紋
制作者  K.F さん

 

 

 

 


受講生徒コメント

以前着ていたもので、色が派手だったので染め替えて仕立て直しました。
針が通りにくい生地で縫うのに苦労しましたが、これからも長く着られるようになって嬉しいです。


やまもとコメント

写真では色無地のように見えますが、江戸小紋の裾暈かしになっているお着物でした。江戸小紋でしたので白く抜けている部分もありましたが、上から色をかけたことで白い部分も染まります。江戸小紋の染め替えは予測が難しく、高度な技術と経験が必要です。しかし、もともとの明るい色と白地の部分と違いが生まれ奥行きのある生地に生まれ変わりましたね。

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母の着物を染替えた色無地

作品名 母の着物を染替えた色無地
制作者 Y.M さん

 

 

 

 


受講生徒コメント

前から茶色地の着物が欲しいなと思っていたのですが、なかなか見つからないので、母の古い色無地を染め替えてみることにしました。
染め上がりは、希望通りの色で、染め替え前の色より地紋がハッキリ出て、予想よりキレイになりました。


やまもとコメント

「茶色にしたいです」とのご要望で、元の色に上からかけて希望の色にすることは難しいと考え、一度色を抜いて白くしてからお好みの色にしていくことを提案させていただきました。「この色とこの色の間で、こちらほどのいろではなく、、、」と迷いながら色をきめていきましたが、明るく渋い薄茶色に仕上りましたね。お母様もご自身が来ていたころと違う雰囲気のお着物になり驚かれたのではないでしょうか。お手持ちの着物で、染替えたいなと思うものがありましたら、また遠慮なくご相談ください。

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生まれ変わった色無地

作品名 生まれ変わった色無地
制作者 Y.T さん

 

 

 


受講生徒コメント

友人のものです。もとは若々しいグリーンの色無地でしたが、染みが目立たないような濃い色に、とお願いしたら、艶のある美しい濃紺に染め上がって、地紋の美しさが以前より引き立ち、はっとするような仕上がりでうれしくなりました。意気揚々ととりかかったのですが、とても針が通りにくくて苦労しました。初めて人のものを縫わせていただいたので、できるだけきれいに丁寧にと心掛けました。
これからも友人の人生に永く寄り添うものになって欲しいと思います。ありがとうございました。


やまもとコメント

昔の汚れがだんだんと浮き出てきたシミは長い時間が経つと悉皆に出してもなかなか綺麗にはなりません。濃く染めるとよりシミが浮きでてきてしまう場合もありますが、美しいと満足のいく仕上がりになり良かったです。シミが目立つ時は一度色抜きをしてしまう方法もありますよ。

Tさんがご友人を思いながら仕上げたお着物は、ご友人がお召しになった際、Tさんを思い出させてくれる大切な一枚になったでしょうね。

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母の袷

作品名 母の袷
制作者   A.N さん

 

 

 


受講生徒コメント

ある日和裁を習い始めた私の元へ、実家の母より沢山の着物が届きました。祖母(故人)や母が着ていた懐かしい着物は、写真の中でしか記憶にありません。どれも寸法が合わないため、直しが必要なものばかり…。その中から母が若い頃に着ていた袷の着物を洗い張りに出し、胴裏、八掛を新調して自分仕様に致しました。
生地が固く運針に苦労し、初めての袷は中々根気の要る作業でしたが、その分出来上がりの喜びもひとしおでした。この袷を着て母に会う日が楽しみです。その昔、母にこの着物を仕立てた祖母もきっと喜んでくれるでしょう。


やまもとコメント

紬地に染めが施されていて、今ではなかなか見られない手の込んだ生地でしたね。Nさんには内あげ分を出しても身丈分が足りなかったので、生地をお持ちいただき2寸弱ほどのハギをいれさせていただきました。身丈がもっと足りない場合は2箇所にハギを入れる時もあります。古く見えたものも自分のスタイルにカスタマイズしていくと以前の物と見違えますね。

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仕立直し

作品名 仕立直し
制作者   Y. T さん

 

 

 


受講生徒コメント

着物をわけていただく機会を得て、初めての仕立直しをする経験ができました。

当り前のことですが、身長や体格が違ったり、汚れのあるものであっても、

先生の素晴らしい技でうまく組み替え、新たな命を得ることのできる着物は、

万能で、素敵だと実感できました。


やまもとコメント

着物は仕立て変えが出来るのが優れ所です。解いて再生が出来ることが和裁の絶対条件になっています。仕立て変えが可能と、なんとなく知ってはいても実際に仕立て直してみると和裁の奥深さに気付かされる瞬間が多々あるかと思います。これからも和裁技術の素晴らしさをお教室を通じて感じていただけたら嬉しいです。

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ご縁の袷(きるものがたり展 展示作品)

作品名 ご縁の袷
制作者 田中 玲子 さん

 

 

 

 


受講生徒コメント

この反物に出合ったのは何年か前の展示会でした。一目でいいなと思ったのですが、あまり着たことのない地色だったので、少しためらいがあり、断念しました。その後教室で再度見たのですが、その時も決心がつきませんでした。今年になってふとこの反物の話をしましたら、まだ先生の手元にあると伺い、この度はためらわずもとめることにしたのです。この反物は私と強いご縁があったということでしょうか。大事にしたいと思います。


やまもとコメント

ありがとうございます。良い反物や作品は責任を持って特別に発注したり、約束の元に作られる信頼関係から生まれると思っています。そのようなこの着物に感謝ですね。

山本に来た時点で田中さんの手元で活躍することが決まっていたのですよ。

 

和裁教室の作品展示会「第10回きるものがたり展」

http://blog.yamamoto-kimono.jp/?eid=1025520

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手描裏付き無地着物(きるものがたり展 展示作品)

作品名 こだわりの袷
制作者  N.睫擇気

 

 

 


受講生徒コメント

あまり良い話ではありませんが、最近はお祝い事よりも葬儀へ行く事が多くなり、お通夜に着られる着物が欲しいと思いました。
私の中のイメージがあり、歩いた時に裾からチラッと蓮の花の柄が見えるようなそんな着物が欲しかったんです。先生に相談させていただいたところ、蓮の花の絵を描いたらどうかと言う事になりました。白生地の反物を希望の色に染めていただき、絵心の無い私はインターネットから蓮の花の絵を探し、こんなイメージで・・・と秀司先生にデザインを起こしていただきました。ここまでこだわったので、少し明るい色の糸の刺繍紋が素敵だったので、同じように明るい色の糸で家紋を入れていただきました。
1/14の法事にどうしても着たかったので、12月はお教室を増やしていただき、帯と同時並行で大慌てでした。直美先生の完璧なスケジュール通り進めると、きちんと間に合うように仕上がるのです。先生、本当にいつもありがとうございます。
秀司先生、何でもできるのですね。素敵な蓮の花を描いていただきありがとうございました。
法事が楽しみ・・・と言うのも変ですが、この素敵な着物を着られるのが、とても楽しみです!!


やまもとコメント

ふふふ!ありがとうございます!本物が目の前にあるイメージでデッサンから起こしましたから絵に動きが生まれます。

 

和裁教室の作品展示会「第10回きるものがたり展」

http://blog.yamamoto-kimono.jp/?eid=1025520

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単衣から袷お召長着

作品名  単衣から袷お召長着
制作者  K.F さん

 

 

 


受講生徒コメント

工房にきた中から、自分の寸法に仕立て直せるものをさがし、袖丈が長めだったこの着物に出会いました。単衣だったものを袷にしました。

久しぶりの袷で忘れていたことも多く、その都度教えていただきながら完成させることが出来ました。嬉しい!よかったです。

 

やまもとコメント

季節に応じて、仕様を変える仕立て直しを施せます。

同じ布が季節を行ったり来たり〜 素晴らしい和裁の技術です。

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ベージュ鼓柄の袷

作品名 ベージュ鼓柄の袷
制作者 M.K さん

 

 

 

 


受講生徒コメント

亡き母に「着物の柄はどんなものがよいか」と聞かれて、「鼓の柄はどうかな」と返事をしたことを覚えています。
それから、何度も着て、愛着ある一枚になりましたが・・・いつの間にか箪笥の中に仕舞ったままになっていました。
工房に通い皆さんの作品を見ているうち、この着物も再生できるのではないかと思いたつようになりました。そして今回仕立て直しにとりかかり、完成いたしました。技術的な面はまだまだですが、自分なりに満足のいく一枚となりました。お正月に着ようと思います。ありがとうございました。

 

やまもとコメント

お母様の想い出とともに、あなたの為に寸法も新たに蘇ったきもの!しかもご自分の手で。素晴らしい。教室でもいただいた着物や、受け継いだ着物いろいろありますが、縫い直す事で新たな息吹が注ぎ込まれ、生まれ変った事を感じる事があります。私達の仕事に魅力とやりがいを感じる瞬間です。

 

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両面染めの小紋

作品名 両面染めの小紋
制作者 K.R さん

 

 

 


受講生徒コメント

単衣の着物は浴衣とウール物しか持っていなかったので、1枚おでかけ用の単衣物が欲しくて購入しました。裏と表で柄がちがっていて、ちらちら見える裏の柄のピンクの縦縞が気に入っています。単衣物はあまり着る機会がありませんが、せっかくなので、お天気のいい日にお出かけしたいと思います。


やまもとコメント

両面染めは1反に3反分の手間を掛けているといってもいいのです(ピンキリで物にもよりますが)。片側づつ仕上げるわけですが、その都度に裏側に表の染めが染み出ないように防染加工(全面糊ふせ)を施すのです。袷にしたら見えないので単衣にして、布の動きの中でひるがえった時に見えるのが素敵ですよね。

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