着物から作替へ 変り衿の道中着
作品名 | 着物から作替へ 変り衿の道中着(15枚目の私の終活) |
制作者 | NONNA.N さん |
受講生徒コメント
この布は「あなたならなんとかすると思って」…と、私よりひと廻り以上齢の若い友人からいただいた単衣長着でした。彼女は物をとても大切にする方ですので、この度 単衣長着を道中着に変身させることが出来て、ホッとしています。
今回は衿で大失敗をしました。ヘチマ衿だと勘違いして仕上げましたが、実は長着の様に内側に折って着る衿だったのです。COVID‐19のため、3月以来、教室での対面の授業を受けていないための失敗でした。8月19日に直美先生に直していただき、記念すべき品となりました。
躍動的な若々しい柄なので息子のつれあいにプレゼントしようと思います。私の終活も15枚目となりました。
やまもとコメント
NONNA.N さんとはFAXやメモ、電話でやり取りをしながら作品を作り上げて参りました。リモートと呼べますでしょうか。私共も始まりから出来上がりまでを口頭や紙面でお伝えする経験が少なく、次の一手に悩まれる時間もあったかと思います。コートは様々な襟の形がある中で、上手く伝達できず、歯痒い思いをさせてしまったことは申し訳なく思います。しかし、リモートでやりとりしながらも形に仕上げる事が出来たことに私共も嬉しくて思います。