映画賞

やまもと工藝 きるものがたり 

山本宗司(袈裟、茶入袋、着物帯の仕立て師)が主宰する教室の物語。やまもと工藝の徒然
やまもとセレクトの、芭蕉布、宮古上布、久米島紬、琉球由来の生地が常時30本展示中
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洗える用正絹長襦袢

作品名 洗える用正絹長襦袢 
制作者 Y.Sさん

 

写真がないためコメントのみ掲載させていただきます。

 

受講生徒コメント

他の生徒さんが作っているのを見て、いつか縫いたいと思っていました。旅行や遊びに行く時に、着物を着た時に暑くて結構汗ばんでしまうことが続き、正絹で洗える長襦袢がほしいと思っていたので、反物の時点で洗って縮ませておけば大丈夫なのだと知って「ヨシ!」と。縫いあがった今は洗った後にきちんとととのえられるか心配ですが、もっと着物を着る機会を増やしたいです。
 

やまもとコメント

肌に近いものですから袖口や裾が汚れやすく、お手入れに悩んでしまうことの多い長襦袢。Sさんは普段着に着ていただく事が多いので、重宝していただけるかと思います。たくさん着てあげた長襦袢を洗える用に仕立て変えてあげるのもオススメですよ。襟先やたて襟先は洗える仕様に一手間加えてあります。着用して、お手入れした後のご感想も是非お知らせ下さいませ。

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ピンク、くま柄の長襦袢

作品名 袷長襦袢(ピンク、くま柄)
制作者 田中 恵子さん

受講生徒コメント

自分の体に合った長襦袢を数枚、色を変えて持っていると着付けのしやすい着物姿に近づけると思い、作らせていただきました。何度仕立てても覚えきれず、毎回新鮮です。着付はまだまだですが、いずれすっきりした姿に近づくとうれしいです。

 

やまもとコメント

工房にあった長襦袢の中から一目で「かわいい!」と選んでいただkました。「ピンクで派手かしら。でもかわいいよね」と嬉しそうに縫ってらっしゃる姿は見ているこちらも嬉しくなりました。長襦袢は着物を着るための土台となります。やまもと工藝ではバイヤスの台芯を襟の中に入れています。少し固く、付けたりくけたりするのは大変だったかもしれませんが、きっとスッキリとした着姿になると思います。

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青×紫つむぎ

作品名 青×紫つむぎ
制作者  E.S さん

 

 

 


受講生徒コメント

亡き伯母の物と思われる古いきものからの再生。おそらく昭和初期の品と思います。洗える長襦袢が欲しいと思っていた所で、自宅で洗ってから仕立てると先生に教わった物です。古い着物や反物を近頃よく頂くようになりました。今後も古い物を少しでも再生出来たらと思います。


やまもとコメント

ご自宅で水を通していただき、できるだけ縮めてから長襦袢のお仕立てに入りました。
古い物でも仕立てかえて違った形にできるのは、着物の良い点です。今回の生地は長襦袢にしたことでチラッと見える青色が楽しい長襦袢になりましたね。頂き物の反物は短かったりするので、コートや帯にできるかもしれません。再生するお手伝いができることを楽しみにしています!

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小松ちりめん

作品名 小松ちりめん
制作者 Pip さん

 

 

 


受講生徒コメント

縫いやすいようでいて、そうでもない・・・ずっと不思議な感じでした。以前に同じことをしているはずなのに、覚えていないことに驚いてしまいます。夏休みをはさんでのゆっくりペースでの仕上げとなりました。合わせる単衣や帯の完成を待って、着用する日を楽しみにしています。
この個性ある(手持ちの中では変わり種です)襦袢に合わせて、次なる一枚を手にしたいと思う日々です。


やまもとコメント

紗織で織られた長襦袢です。
「真夏ではなく、単衣の時期に着たらよいかと思って!!」とお手持ちの少し透けて見える単衣に合わせるイメージをバッチリと持ちながら縫われていましたね。
どんな風に着ようかと楽しみにされている姿を見ていると、こちらも出来上がりが楽しみになります!!

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昔の玩具の模様の長襦袢

作品名 昔の玩具の模様の長襦袢
制作者  M.K さん

 

 

 


受講生徒コメント

長襦袢を縫ってみたいと思っていましたところ、こちらで昔のおもちゃを模様にした生地をみつけて気に入って決めました。
袖の無双袖のやり方に手間取りました。毎回ですが、出来上がりの達成感は特別のものがあります。


やまもとコメント

白地ですが玩具のとび柄が可愛らしく、生徒の皆さんからも評判の品物でしたね!長襦袢はくける部分が多いので、袷の着物とは違った達成感を感じられたかと思います。長襦袢のお袖は無双袖、半無双袖や単衣のお袖もできます。いろんなお袖の形を試してみて下さいね!

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昔の玩具模様の長襦袢

作品名 昔の玩具模様の長襦袢
制作者 M.K さん

 

 

 


受講生徒コメント

長襦袢を縫ってみたいと思っていましたところ、こちらで昔のおもちゃを模様にした生地を見つけて気に入って決めました。
袖の無双袖のやり方に手間取りました。
毎回ですが、出来上がりの達成感は格別のものがあります。


やまもとコメント

白地ですが玩具のとび柄が可愛らしく、生徒の皆さんからも評判の品物でしたね!
長襦袢はくける部分が多いので、袷の着物とは違った達成感を感じられたかと思います。長襦袢のお袖は無双袖、半無双袖や単衣のお袖もできます。いろんなお袖の形を試してみてくださいね!

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テディベア柄の長襦袢

作品名 テディベア柄の長襦袢
制作者 Y.S さん

 

 

 


受講生徒コメント

淡い色合いの長じゅばんがほしくて、教室で先生に見せていただいた物から選びました。テディベア柄はかわいすぎるかな、と思いましたが、長じゅばんなのでいいか!と思いきってみました。長じゅばんは2枚目ですが、前回縫ったときよりも縫いやすい反物で、早くできたように感じます。
これからの時期に合う色合いなので、着るのが楽しみです。


やまもとコメント

長襦袢で山本がこだわるのは肌触りです。講習会のようにして手で触れて比べられる体感をえられると一発で解るようになりますが、しなやかで柔らかいのですが強さもあると言ったところ。。文章ではなかなか伝わりませんよね。

柔らかくて弱いのは良くありますし背縫いが一回の着用でへばれてしまう物まであります。山本の背縫いは羽二重を重ねた上、鬼の様な(一寸の中に20針以上)返針を重ねて施します。これはプロ仕様になりまして教室では希望者のみです。

接着された様な見え方で、まずへばれるということはありません。

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藤の花の襦袢

作品名 藤の花の襦袢
制作者 M.F さん

 

 

 


受講生徒コメント

結城紬の着物の袖から少し見えたらいいなと思い、斬新な色と柄を選びました。
襦袢の着やすさと着付けで、着物の着心地がとても変わります。以前に縫った襦袢がとても役立ち、すっきりと着物が着れる事に気づきました。ご指導のもと縫い上げることが出来ました。袷の季節が待ち遠しいです。
運針が上手になるよう心がけ、頑張りたいと思っております。


やまもとコメント
受講する生徒には、山本の仕立ての他との違いなど説明する時間がないのですね、出来上がって着ていただいてびっくりして感想をいただく。「そうそう!そうだったんだよ」といつも後付けの解説です。

逆に初めて作る長襦袢が山本ですと、それがあたり前だと思っていて違いには気付かない訳です。そういう方はよそで作った襦袢を着て、「なんだ?」「違う!」となります。

間違えないように自分の寸法表を持ち込み、この寸法で作ってくれと伝えても無理ですし、クレームとしても理解していただけません。以前、寸法表をデパートや呉服店に持ち込んだ受講生は「こんなのありえない!何十年やってて見た事ない。お客様間違えてますよ」とまで言われたそうです。

形が似てても、着心地は非なるものなのです。

 

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チェックの長襦袢

 
作品名  チェックの長襦袢
制作者  Y.S さん

 

生徒コメント

手持ちの長じゅばんの数を増やそうと思っての挑戦でしたが、

私にはまだ早すぎた!!というのが正直なところです。

つるつるすべる、チャコの線もすぐ消えるというなかで、悪戦苦闘でした。

かなり時間がかかり、もうイヤだと何回思ったかわかりませんが(笑)

何とかできあがってうれしいです。


 
ちょっとコメント
長襦袢は素材的に着物よりも縫うのが難しいのです。下に着るものだから着物よりは最初に縫うには気が楽というのが皆さんの方向かな。
最初から着物でもいいのですよ。
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父の長襦袢を自分のサイズに

 
作品名  座繰糸手織り着物
制作者  R.O さん
生徒コメント

 元は父の長襦袢を、自分のサイズに直してもらいました。

 父とは身長差がかなりあるのですが、仕立てていく中で、

 丈が変わると仕立て方も、それに合わせて色々な工夫があり、

 とても面白かったです。ところどころ縫目が粗いところがあるので、

 次回はもっと丁寧に縫おうと思います。

ちょっとコメント
縫い目も所々、違えていくものです。その場所に応じて粗めでもよい所があります。
逆に裾に近いところ、おしりの力の掛かるところ、袖付けのところ、など力の掛かるところは細か目に縫います。
一枚の着物の中にでも縫い目にメリハリがあることは、いい仕事といえるのです。
 
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