映画賞

やまもと工藝(新屋号)きるものがたり 

山本秀司(和裁士 :袈裟/袋/衣仕立て師)が主宰する和裁教室の物語。やまもと工藝の徒然。。
「やまもと工藝 セレクトコーデネート展」2017年 10月 3日(火)〜 7日(土)10:00 〜18:00
 ・・・・・・紅花染めワークショップ・・・・・ 10月/5日、6日、7日 10:00〜 14:00〜
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ぜんまい紬

作品名 ぜんまい紬
制作者 富谷 さと子 さん

 

 

 


受講生徒コメント

お教室に飾ってあるのを見て、素敵だなあとずっと思っていた反物、「心よきもの展」にて思い切って購入してしまいました!そしてそんな素敵な反物、あろうことか自分で縫ってみようなどと思ってしまったのです。
でもそこはさすが山本きもの工房です。そんな無理を、なんとなんとこんな私でも仕上げるまで御指導してくださいました。まだまだ初の袷でどこをどう縫い、今何をしているの?状態でしたが、とにもかくにも完成!!とても嬉しいです!これからもご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします。

 


やまもとコメント

いつも水曜日夜の部に通われています。お仕事が終わってお疲れもあろうに、足繁く通って来てくださる姿に、私共もしっかりと導かなければいけないと、気を引き締めていたんですよ。講習中は冗談ばかり言って皆で笑ってますけど―。いまは忙しく少しお休み中ですが、年会費だけで再スタートできます。遅くなっても今まで通り大丈夫ですので、こちらの方こそお待ちしています。よろしくお願いします。

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本塩沢

作品名 本塩沢
制作者   M.T さん

 

 

 


受講生徒コメント

初めて着物を縫いました。先生に縫いやすいものを選んでいただき、その中から好きなものを選びました。基本のぐし縫い、三つ折りぐけ、本ぐけなど、まだまだ思うようにいきませんが、先生の丁寧なご指導のおかげで、初めての着物が縫い上がりました。単衣の季節がくるのを楽しみにしています。出来映えはさておき、出来上がったことに80点をつけたいです。今は紬の袷に挑戦しています。


やまもとコメント

丁寧という言葉をいただけるのは、私達にとってこの上ない褒め言葉になります。それはこの工房のモットーにしている「目の前の一人に最高の丁寧で接する」が実践できたのかな!と感じられるからです。

一枚の着物(仕事)にもそうです。「決して大きな目標だけを見るな捕われるな、目の前の一人に全力の丁寧で接しなさい」と教えています。すべて一人から始まります。それだけで自然と社会へ、世界へ繋がっていくのですね。大成は自ずと出来上がってきます。いまの私があるのも、この御陰だと思っていますし、壮大な目標や計画は、だらしのない私には難しかったのですね。不器用な方にお勧めの思考です。

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仕立て直した大島紬

作品名 仕立て直した大島紬
制作者   M.K さん

 

 

 


受講生徒コメント

嫁入り道具として母が持たせてくれたもので、着付けを始めた30代前半によく着たものでした。
月日が流れると、愛着あるものでも八掛の赤が少々目立つのが気になり、箪笥の肥やしとなっていました。
今回、洗い張りを工房に発注し、八掛を表地の色に合わせた色味に替え、合わせて衿型もバチ衿から広衿に変えて仕立て上がりました。
これなら表地の赤い花も気にならない・・・かな?


やまもとコメント

着物はこういう仕立て変えが出来るのが優れ所です。解いて再生が出来ることが和裁の絶対条件になっています。また赤い花の色も将来的に気になるようでしたら、色を落ち着かせることも出来ます。このような再生する技術が各項目に於いての職人に確立されているのです。

日本の文化としてもっと知られて欲しいですし、和裁技術も下支えしている、着物の世界を最大限に活用していただきたいです。お母様もきっと喜ばれていることと思います。

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彩かすみ

作品名 彩かすみ
制作者   C.U さん

 

 

 


受講生徒コメント

とても春らしい色の反物を手に取ると、「長井まわた 彩かすみ」とあり、美しい山の景色がぽっとひろがり即決しました。紬は節があって縫いづらそう・・・。と腰が引けていたのですが、布目がわかりやすく、縫いやすく、さわっていて気持ちが良くて、気分があがりました。
娘も気に入ってくれた様でうれしいです。

 


やまもとコメント

紬は縫い易いと感じたのですね、すごい!何枚目かで、その感覚の判断ができるというのは素晴らしいです。柔らか物と紬物、性質は正反対でして、紬は縫い易いけれど、実は仕立て上がりを上手に見せるのは難しいのですね。
「けれど大丈夫!」山本には森の小人が住みついています。小人を上手に働かせる為にも、皆さんが苦労している「糸コキ」、これを頑張って下さい。合格できたら「プロ級」です。

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極細大島の袷

作品名 極細大島の袷
制作者   Y.I さん

 

 

 


受講生徒コメント

譲り受けた古い着物で、サイズが全く合わなかったんですが、先生に裁ち直してもらい、自分のサイズピッタリになって嬉しいです。
本縫いまでに、各パーツを継ぎ合わせるのが大変でした。


やまもとコメント

ima君!作品の準備に山本和裁教室20年の中で最大の手間がかかりました〜 。それだけ素晴らしい大島なのです。お祖父様が来ていたそうで痛みも激しかったのですが手間をかけるべき、とてつもなく良い物です。

各部の裂を着物と羽織で入れ替えたり、ハギの縫い目は数えきれないほどでしたね。男性ですが裁縫の勉強経験もあり手早くやっていました。私も形になって、感無量です。おめでとう!優しく着てね。

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色補整した白山紬

作品名 色補整した白山紬
制作者   N.二宮さん

 

 

 


受講生徒コメント

色味が気に入ったので日焼けでの変色があるということを了承済みで購入しましたが、改めて見てみると思った以上に広範囲に変色してしまっていました。
それでも工房で、色かけして直せるという提案をしていただき、お願いしましたら「あら不思議!」という位、どこが変色していたかわからないほど素敵に甦ってくれました。
そうやって色々な方法で再生できるのが着物の素敵なところかなと思います。
とはいうものの、私の腕(?)ではかなり縫いづらい代物で作業は遅々として進まず、完成までかなり時間がかかってしまいました。
和裁を習っている割にほとんど着物を着ていませんでしたが、ここまで手がかかったのでちゃんと着てあげないといけないなと思っているところです。

 


やまもとコメント

お持ち込みされる着物には様々な物があります。価値のある生地が傷んでしまっていても直すことが出来ます。

色かけ(色ハケ)は、染色補整師の仕事になります。私から頼むことのできる補整師は何名かいらして、人ごとに仕事の得意とする所があり見極めてお願いしています。頼りにしています。

どの時点でどのようなコーディネートがいいのか、見定めるのが私の仕事となります。最後の縫製を含めトータルに最良の形にするのが山本の「仕立て」あげる仕事です。

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紬の袷

作品名 紬の袷
制作者 M.K さん

 

 

 


受講生徒コメント

袷に入りました。白っぽい地色のものがあればと思っていて、母の遺した物の中に、この生地を見つけました。里山風の柄もいいなと思い、縫い直すことにしました。
胴裏と八掛は新しくして、私のサイズに全部を合わせて頂きました。胴裏と八掛を縫い合わせるところが寸法通りにいかずに大変手間取りました。何とか仕上げました。前回の単衣を着て出かけた時、とても着心地のよさを感じたので、袷を着てみるのがとても楽しみです。


やまもとコメント
単衣と比べると袷は手間が掛かります。単衣や長襦袢を何枚も縫わないと袷を教えてもらえないという事を現代でもよく聞きます。ある程度のプロを目指すのであれば,当然その方が早く仕事を覚えられるので合理的です。

でもブログで見ての通り、教室ではご自分の物を縫うのでそのようなことはありません。山本流の運針技法が一ヶ月ほどで身に付けば,振袖でも帯でも直し物でもリクエストを受け付けてます(基本からずれたもの無理な時もありますよ)

 

「縫うことに充実し楽しんでもらう」お陰様でお教室には笑顔が溢れています。

「目の前の一人によりそう」20年前に一人の夢を叶えるために始めた和裁教室。

いまでは全国に広がっています。

 

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「グランド・ジャット島の日曜日の午後」

作品名 「グランド・ジャット島の日曜日の午後」
制作者 R.K さん

 

 

 


受講生徒コメント

スーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」の柄の小紋です。印象派の代名詞と言っても良い、この点描の大作を総身に絡おうとした方が、何十年か前に居たなんて!!
「和服の意匠って面白いなぁ」とずっと思っておりまして、いろいろ眺めて楽しんできましたが、泰西名画復刻着物にはびっくりです。その遊び心に思わずニッコリ。迷わず京都から持ち帰りました。
生地に痛みはありませんでしたが、寸法が小さく、内上げもありませんでしたので、解き洗い張りに出し、胴はぎを入れ、八掛もブルーに変えて、私用に完全カスタマイズ。いろいろ寄り道もしましたので、結局昨年一年掛かりましたが、大満足です。
これを着て上野でも乃木坂でも展覧会に出掛けましょう。印象派展では合いすぎなので、うんとアバンギャルドな展覧会がいいですね。
お導き下さいました先生方、本当にありがとうございました。


やまもとコメント

本紙とは一見似ていますが、大胆に変えてある所がまた職人魂が見てとれる様で、楽しめる着物ですね。

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羽尺で着物

作品名 羽尺で着物
制作者 Y.T さん

 

 

 


受講生徒コメント

工房での展示会にて、羽尺から着物をという絵羽が展示されており、お話をうかがったところ、生徒の中ではまだ作成をした人はいないとの事で、ならば私が!!と思い選んだ反物になります。
当時薄めの色合いの小さめの柄の小紋が作りたいと思っていたので、イメージピッタリだったのです。普段最初から羽織を作ろうという発想にはならず、羽尺を広げて見る事もなかったので、これからは選択の幅が広がった様に思います。


やまもとコメント

その通り!羽尺で着物が作れるというメリットは、とてつもなく大きいのです。それが出来ると言ってくれる百貨店も呉服店も仕立て業者もまだありません。発想は山本ならではだと思います。

これから広がっていく事でしょう。その一号があなたです。この生地の取り方ならば、着物で楽しんだ後、接ぎ手を入れずに羽織やコートに変化させる事も可能なのです。

羽織として要尺は少ない「小紋」なのですが、すべての柄は合わせてあります。

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ラオス製シルクの袷

作品名 ラオス製シルクの袷
制作者 Y.T さん

 

 

 


受講生徒コメント

ラオスで織られた、なんとなくワイルドでエキゾチックな感じのする生地です。光沢があって魅力的と思ったのですが、お着物にしたときにどんな風になるのか想像できず・・・八掛の色、すごく迷ってエイッと決めた色がちょっと渋すぎて、「クール・・・だけど魚海岸のおかみさんみたいになるわよ」って一緒に選んでくださった生徒さんが言われたのも、後から納得でした。
うまく生地を活かせたのか自信なしですが、初めての袷完成でバンザイ!と言いたいです。
先生ありがとうございました!


やまもとコメント
山本にセレクトして置いてあった生地ではありませんでしたが、私も大好きでラオスの生地は用意してあります。手機ではないようですが広幅であったりリーズナブルなのは日本では有り難いですね。

知識もどんどん細かいところまで習得していって国家検定試験を受けれるようになられてください。がんばれ〜

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