映画賞

やまもと工藝 きるものがたり 

山本宗司(袈裟、茶入袋、着物帯の仕立て師)が主宰する教室の物語。やまもと工藝の徒然
やまもとセレクトの、芭蕉布、宮古上布、久米島紬、琉球由来の生地が常時30本展示中
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久留米絣の単衣

 
作品名 久留米絣の単衣
制作者 Y.H さん

科学の力を使ってしまうと落ちる藍染めになってしまうようです。
いい藍は色移りしないもの





生徒コメント
某百貨店の久留米絣の 催しで購入しました。
藍地にすっきりとした連続柄が気に入りました。
思いのほか、手に藍色が染まるのと、地が厚いので縫いあげるのに苦心しました。
ほっこりした感じに仕上がったと思います。袷の時期にも着られるでしょうか?

ちょっとコメント
う〜ん、科学の力を使ってしまうと落ちる藍染めになってしまうようです。
自然の反応で染める藍は色移りしないものなんです。そういった「良い本物」じたいがほとんど世に出回っていないのが事実のようです。
プロの人でさえ藍は落ちる物だとか落ちるから本物!という認識の人がほとんどです。絹は多少落ちますが綿や麻でしたら落ちない染めがあります。
私から見て(教えていただいてるんですが)その本物と呼ばれるべき藍を染めている友人に「桜工房、ジャパンブルースペース」の森くみ子さんがいらっしゃいます。
藍のきものに白地系の帯を締めたいですよね。

袷の時期にも着られるでしょうか?=綿なので着ていただけます。洒落着ですしね。
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