映画賞

やまもと工藝 きるものがたり 

山本宗司(袈裟、茶入袋、着物帯の仕立て師)が主宰する教室の物語。やまもと工藝の徒然
やまもとセレクトの、芭蕉布、宮古上布、久米島紬、琉球由来の生地が常時30本展示中
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「新・和裁入門」が発売となりました

 繊研新聞社から出ております[季刊きものの中で初心者に向けて連載していたコラム「仕立ての基本と工夫」が「新・和裁入門」と題した書籍として発売となりました。


山本きもの工房での仕立てではもちろん、和裁教室の生徒さんにも、実際に着て心地よい着物を作ってもらう為に、山本きもの工房では仕立ての行程ひとつひとつに独自の工夫をこらしています。


そんな和服を仕立てるにあたり、押さえておきたい和裁の基礎知識と、経験に裏打ちされた独自の技術をアイテムごとに取り上げて初心者向けに向けて連載していたコラムでした。


このコラムに大幅加筆し、仕立てにあたり知っておきたいポイントが1冊にまとまったのがこの1冊です。



初心者の方にも分りやすいように、丁寧なイラストも随所に盛り込んでいます!


新・和裁入門 

ゆかたから袷きものまで仕立てに生きる知識と技術

著:山本秀司

発行:繊研新聞社

価格:税込み3,000円                Amazon




お恥ずかしい事に表記の間違った箇所が見つかりましたのでご報告いたします。


● 84項・1行目《誤》3分(1m) → 《正》3分(1cm)

● 118項・3行目《誤》4分 (16cm)→ 《正》4分(1.6cm)

● 118項・10行目《誤》 (例) 400+10+3+2=420
        →《正》 (例) 400+10+5+3+2=420

● 119項・2行目  《誤》 (例) 160+40+10+5=115
        →《正》 (例)  60+40+10+5=115

お買い上げいただいた皆様、大変申し訳ありませんでした。ご訂正お願いいたします。これからお納めする本には正誤表を入れて対応させていただきます。
よろしくお願いいたします。
季刊きもの/連載 仕立ての基本と工夫 | permalink | comments(2) | trackbacks(0) | - | -

この記事に対するコメント

ゆかたを縫ってみようと思いこの本を手にしました。
初歩の初歩ではありますが、ゆかたを縫う場合の針の名前と番号それから糸の番手と色を教えて下さい。ゆかたは綿の紺地です。コメント欄に質問で申し訳ありませんがよろしくお願いします。
ヤマザキエミ | 2016/07/12 12:50 PM
ありがとうございます。
針は決めつけることはありません。本に出ている運針が出来れば絹針で縫う事が出来、大変楽です。番手は四ノ三。
初心者でしたら四ノ二。クローバーの金耳というのが使いやすいと思います。
木綿用の針もあります。番手は三の三、三の二、になります
最初の数字が針の太さを指し、あとの数字が長さを現します

縫い糸は、浴衣用の綿糸50番〜60番。
フジックスのシャッペスパン手縫い糸も扱いやすいです。
縫い手の手に合わせるものなので、これと断定できませんがご参考ください。
ぜひ頑張って完成させてください。祈っています。
山本 | 2016/07/12 6:20 PM
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