映画賞

きるものがたり 山本工藝(新しい屋号になりました)

山本秀司(和裁士 :袈裟/袋/衣仕立て師)が主宰する和裁教室の物語。山本工藝の徒然。。
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格子柄小紋

作品名 格子柄小紋
制作者 A.M さん

 

 

 


受講生徒コメント

お茶のお稽古に気軽に着られるような小紋が欲しくて選んだ反物です。着まわしがききそうで、気に入っています。
この頃縫うのに慣れてくるにつれ、縫目が雑になってきている気がします。運針をもう一度きちんと練習し直したいです。


やまもとコメント
まっすぐ縫うのも大事ですが、じつは糸コキ(布を縫い目に添って先へ送り込む動作)の方が大切です。どんなにまっすぐ縫ってあったとしても,糸コキが不完全ですと、いくら仕上げをやっても綺麗には見えません。指の腹で感じる感覚が大切なのですが山本で完璧にできるようになるには3年は掛かります。外来の職人さんで出来た人は見たことがありません。それだけ難しく厳しい。

針のおしり使って「ビービー」と音を立てて擦る技法がありますが,山本では禁止です。生地や糸に負担をかけるだけでなく素材や縫い方によって変える微妙な加減が習得できない為です。一見職人っぽく見えるのですが。

なお糸を「ビンビン」とはじく行為も禁止です。山本の糸はすべてが丸巻きなのではじく行為は必要ありません。糸がよるのが嫌なら、優しく糸を撫でるだけで解決します。粋に見える行為も糸に与える影響を理解し考察していただけたらと思います。

 

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