映画賞

やまもと工藝(新屋号)きるものがたり 

山本秀司(和裁士 :袈裟/袋/衣仕立て師)が主宰する和裁教室の物語。やまもと工藝の徒然。。
新工房15周年記念/新春の集い:1月28日 ホテルニューグランド/フェニックスルーム
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十三参り

作品名 十三参り
制作者   M.K さん

 

 

 


受講生徒コメント

「七五三」が終わったら、成人式まで晴着を着せるイベントがないなぁ・・・と残念に思っていたところ、関西(京都周辺)の風習十三参り(4月13日に数え年13才で嵐山の法輪寺(虚空蔵さん)にお参りして、智恵を授かる)の記憶が蘇りました。このお参りを終えるともう”大人”なので、肩揚げをとってもらったなぁ・・と懐かしくなりました。

ということで、大人らしい着物を反物から、しかも初めての”紋”付きに挑戦。花紋は誕生月(11月)に合わせて椿に、八掛は表地に合わせて染めてもらいました。花紋のデザインを選ぶのはもちろん、地のしに始まる全ての作業で生地を手にするたびに、つい嬉しくなりました。いつにも増して多かったお直し。先生の丁寧なご指導で”形”になりました。ありがとうございました。


やまもとコメント

紋の合わせの出来映えは、その仕立の質を見極められる箇所となります。「紋はキセ無し」と申しまして、いかにキセなく美しく合わせられるかに神経を集中します。100枚の着物を見てもいい紋合わせは1枚あるかないか。見かけることはなかなかありません。

好みや感覚の問題でもあるので一概に言えませんが、知っているか知らないか、美しいか否かの気付きのレベルの差は言葉や文字で伝える事は出来ないんですよね。不立文字そのもの、現代では難しいのかな。

下の者には上との差は分からない、感じる事さえ難しい。目の前に山がそびえてることすら見えない。しかし、その山を乗り越えた者はそこからの絶景を知っている訳です。

偉そうな事を言っていますが、私にも見えない山があるだろうと探すのです。見えた山は何とか登ろうと思うのです。が、怠け者の私は自分に鞭を打つのさえ大変で反省の日々なのです。

 

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