映画賞

やまもと工藝 きるものがたり 

山本秀司(和裁士:袈裟、茶入・茶碗袋、和装、仕立師)が主宰する和裁教室の物語。やまもと工藝の徒然
沖縄染織いざなふの風【同時開催】着物お見立て相談会 9月23~25日 10月21~23日 会場:やまもと工藝
きもの座学:9月23日 羽織りについて/ 24日 仕立もの見学解説/25日 長襦袢について 連日9:30~11:00
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名前に惹かれた古渡染浴衣

作品名  名前に惹かれた古渡染浴衣
制作者  K.萩原 さん

 

 

 


受講生徒コメント

6,7年前、たまたま通りかかった呉服屋さんが閉店セールをしていました。色と柄が素敵な男物の浴衣地、何より「古渡染」というネーミングに惹かれ求めました。何を作るという予定もなく、手元にありましたが、長女のお婿さんの浴衣としてこの度、形にすることができました。古い生地らしく巾、丈はギリギリでしたが、出来上がってホッとしています。縫い易い生地でしたが、地色ピッタリの糸の色で老眼の身、ちょっぴり苦労しました。


やまもとコメント

古渡染とは「海を渡ってきた古い染め」という意味で、室町時代の頃に渡来した木綿布への染織技術の更紗染めのことです。男物でも丈がギリギリでしたね。きっとお婿さんの浴衣になるために早めにHさんの手元にたどり着いたのでしょう。兵児帯や角帯でも楽しめる浴衣ですので、たくさん着て夏を楽しんでいただけそうですね。

 

呉服業界では古渡り〜など良く見かけますが、私どもは特に古い生地も扱う事が想定されるので、むやみに「古」という言葉は付けません。これが付いた商品は「300〜400年の前のもの」という「冠」の意味を持つ美術品になるのです。

博物館に行くとよく分かります。江戸期の物には付いていませんが室町時代の物には「古」の冠が付いている名称があるものです。

教授してくれた友人に感謝。

 

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