映画賞

やまもと工藝 きるものがたり 

山本秀司(仕立て師:袈裟、茶入・茶碗袋、和装)が主宰する仕立て教室の物語。やまもと工藝の徒然
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ぼかし小紋 袷

作品名 小紋 袷
制作者 K.T さん

受講生徒コメント

一昨年のコレド室町の展示会で買い求めました。私としては、今までにない色合いで、地味なような一瞬夕焼けのような華やかさを感じることもある反物でした。

古希になり、落ち着いた色の着物に、帯、帯揚げなどで上手に変化をつけられて、粋に着こなせたりしたらすごい!などと、目標は高く持ちつつ縫いました。今まで紬が多かったので、又違った配慮が必要だということも学ばせていただきました。


やまもとコメント

紬と柔らか物とでは、縫い合わせる時に違った配慮が必要と感じていただけたかと思います。袷を縫う時は、表の生地が紬か柔らかものかで裏を縫う時の寸法も違ってくるのです。熱や湿気を加えることで、生地によってどれくらい伸縮するかを把握することが重要です。表と裏のつり合いによって、マチ針の打ち方も変えているのですよ。

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男物の袷着物

作品名 男物 紬 袷
制作者 N.T さん

 

受講生徒コメント

実家に帰った時、男物の反物を見つけました。結婚した時、母が買ってくれたアンサンブル用の紬です。男物も縫ってみようか、自分の着物にしてしまおうか迷いましたが、夫の着物を仕立てることにしました。

男性用の着物をあまり見たことが無かったので、浴衣の延長のようなイメージで縫い始めましたが、全然別物でした。加えて、自分と夫のサイズの違い、縫いやすい体型と縫いづらい体型があることもわかりました。夫は縫いづらい体型でした。羽織も仕立てるつもりですが、さらに苦戦しそうです。


やまもとコメント

同じ着物ですが、袖の形、衿の形、そして表と裏を合わせまとめていく工程等、男物と女物とでは、違いが多くあります。体型によっての違いもお気付きですね!細身の方でも体型に合った仕立てが出来るのが、山本の得意技です!!谷崎さんが苦労していただいたおかげで、旦那様は体に合った着心地のよい着物を着ることができますね。

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洗える単衣

作品名 長襦袢
制作者 T.Kさん

 

受講生徒コメント

元々は袷だった着物です。八掛の生地が重く、作り替えたいと思い、自分でほどいて中性洗剤で洗ってしまいました。先生に相談し、ポリエステルの糸で単衣に仕立てました。

単衣はくけが多く、縫い目のアラも目立ちます。何年やっても進歩がないなと実感させられることに。

それでもでき上れば嬉しく、明るい色なので春単衣として楽しみたいと思います。


やまもとコメント

一度水を通していますが、今後も水洗いするということがあると思いますので、居敷当はつけず、背伏を背縫い全部につけています。背伏には水通しした胴裏地を使用しています。たて地か横地かで、水に通した時の伸縮率が違います。表地の生地の種類や洗えるものかどうかで背伏の使い方にも配慮することで、時間がたっても “美しい仕立て”になるのです。

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丸帯を袋帯に

作品名 袋帯
制作者 S.S さん

受講生徒コメント

約70年ぐらい前の母の丸帯でした。表裏なく両面が柄で織られていて、重く、長さは袋帯より短いサイズでした。思い切って丸帯を半分で裁ち切り、無地の帯地を表地の胴巻きあたりに足すと、現代の袋帯の長さにする事が出来ました。

帯裏地と合わせて、ミシンで縫い、薄い帯芯を入れ、軽い袋帯が完成し、うれしいです。

残りの半分でどんな帯を作ろうかと、思案中で楽しみです。ありがとうございました。

 

やまもとコメント

丸帯とは幅広に織り上げられた帯地を2つ折りにして袋状にする形で仕立てられた帯です。

幅広に織られていますので、表裏関係なく表地が両面にきます。帯2本分が1本になっているのです。裏にはたくさんの糸がはしっていて重く、結びにくい印象をお持ちの方も多いと思います。現代にはない重厚な格高い帯が出来上がりましたね。

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羽織

作品名 羽織 
制作者 S. Hさん

 

 

 

 

受講生徒コメント

羽織の着姿が好きな私ですけれど、なかなか着る機会のないこの頃ですが、何か一枚という時に縫うのは羽織にしました。先生に色柄を選んでいただきました。この羽織をどの着物にしようか、どんな帯〆がいいかしらと考えをめぐらすのがたのしいです。針目が揃わないのがなやみです。針目を揃えるのはむずしい。これで羽織が一枚ふえたので又違うのをほしくなりました。
 

やまもとコメント

今年の福袋の羽尺セットの中から明るく楽しくなりそうな生地を選びました。羽裏もHさんに気に入っていただけたようで嬉しかったです。仕立て上がり「はおってみよう!!」と鏡の前へ向かい、戻っていらっしゃったときの表情で、こちらも笑顔になりました。お手持ちの着物に合わせやすいのはもちろん、「洋服でも合いそうかしら」とお話ししてましたね。もう1着羽織を仕立ててみるのも楽しいと思いますよ。

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黄緑絞花模様小紋

作品名 小紋 袷
制作者 Y.T さん

受講生徒コメント

震災の地 岩手から人づてに頂いた着物になります。 サイズ的にそのまま着ても問題はなかったのですが、少し汚れもありましたので、仕立て直すことにしました。糸をほどいた時には全く気付かなかったのですが、地襟が短く、布を足してあります。当初はどのような仕立てだったのか、きちんと見ていなかった事がとても悔やまれます。自分では選ばない色の着物を仕立てるのも頂きものの醍醐味と思っておりますので、大切にしていきたいと思います。
やまもとコメント

仕立て方に目を向けるのはプロのようですね!

地方によって各所の仕立て方に違いがあります。仕立ての違いは着物だけでなく、足袋、帯、長襦袢と様々です。昔の習慣や、その土地の気候によって、違いが確立されてきたのです。こうでなければいけないということはありませんので、自分好みを見つけてみるのも面白いかもしれません。

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9月のお教室

2020年9月の和裁教室のお休み日時と、着付教室の日程をお知らせします。

 

お教室のお休み 

9月   1日(火)終日

9月   7日(月)〜   8日(火)終日

9月 14日(月)〜 15日(火)終日

9月 20日(日)〜 22日(火)終日

9月 28日(月)〜 30日(水)終日

 

着付グループレッスン(1回2時間)

次回の日時が決まりましたら、お知らせいたします。

 

マンツーマン着付教室 詳細はこちらから

講座内容:アイテムにあわせた自分好みの美しい着姿になるコツを

     じっくり自分のペースで学ぶことができます。

     ご希望の日時をいくつかお知らせください。

     講師とスケジュールを確認し、日程を調整させていただきます。

 

ご予約はメール、電話、工房にて、ご希望の日時の空き状況をご確認ください。

電   話:045-410-0410

メール:info@yamamoto-kimono.com

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子供物の浴衣

作品名 子供物 浴衣
制作者 M.Kさん

 

受講生徒コメント

何年も前に四つ身浴衣も教室で作った時、“自主練”でもう一着なんとか作って、従姉妹のところにプレゼントしました。ふと思い出して近況を聞いてみたら、身長もすっかり伸びたとのこと。大きい子の物の自主練にチャレンジするのは無理というより危険なので、教室でもう一度学ぶことにしました。縫っていると、大きなバラの花がここにあったらいいなと思うところに必ずちゃんと出てくるので、嬉しくなりました。最後に腰揚げしても、ちゃんとバラが出てきました。最近、浴衣を着た人を見るとつい柄合わせをチェックしてしまいます。いつかまた裁ち講座で柄合わせを勉強したいです。でも何回も失敗が必要なんでしょうね。ご指導をありがとうございました。


やまもとコメント

人は何にひきつけらお教室の最中に「あら!ここに花があったらいいなぁと思っていたら、ちゃんとありました!」という喜びの声が、完成が近づくにつれて増えていき、私共も嬉しかったです。従姉妹のお子様が着用している姿をイメージしながら縫っていらっしゃるのだと感じました。大人物と子供物では柄のポイントが少し違いますが、着る人がイメージできる子安さんなら、きっと良い場所に柄を置くことができるでしょうね。裁ち講座も開催が決まりましたら、お知らせ致しますね。

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赤縞の袷

作品名 小紋 袷
制作者 T.Sさん

 

受講生徒コメント

袷の着物を縫いたいと思い、自宅にあった祖母からいただいた反物です。はじめての袷の着物で、表と裏を合わせる時に、先生のご指導の下、思っていた以上にあっという間に縫い合わさり、完成していったような気がいたしました。袷をもっとたくさん縫って、しくみをしっかりと勉強したいと思います。また縞柄をしっかりと合わせることができなかったので、次回は縞を合わせることができるようにと思います。 表と裏の生地の異なりで合わせた時のつりあいの難しさを実感致しました。  前回縫った帯と合わせて着ることが楽しみとなりました。これを機に着物を自分で着る機会を増やしていきたいと思います。


やまもとコメント

以前、和裁の経験をお持ちのSさん、しっかりと学ぼうとする姿勢がお教室の最中にしっかり伝わってきます。ちゃんと伝えられるよう、こちらも身の引き締まる思いです。昨年、長襦袢の裁ち講座に参加いただきましたので、単衣の裁ち、袷の裁ちとステップアップをして、和裁の知識を深めていってください!! 

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全通袋帯

作品名

制作者

S.H さん

 

受講生徒コメント

角度によって見える模様が面白く、縫ってみたくなりました。老後の自分にこの帯はどんな表情になるか帯の形を想像してみると、色々展開してゆき、はなやかにも落ち着いても見えるようです。

帯地はぬいやすいけれど針目を美しくぬうのはむずかしかった。黒地はやっぱり見にくくなりました。

やまもとコメント

やまもと工藝のコレクションの中の何点か候補にあった袋帯の中から選んでいただいた帯ですね。袋帯の縫う所は手先とタレの縫い代の始末の際の千鳥縫いですね。あまり使わない縫い方ですので手が慣れていなかったのかもしれませんね。普段見えない部分ではありますが、綺麗に間隔が揃うと気持ちの良いものですよね。この帯は全体に柄のある全通袋帯です。お太鼓を作るときに柄の位置を気にせず結んでいただけるかと思います。

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