映画賞

やまもと工藝 きるものがたり 

山本秀司(和裁士:袈裟、茶入・茶碗袋、和装、仕立師)が主宰する和裁教室の物語。やまもと工藝の徒然
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ご縁の袷(きるものがたり展 展示作品)

作品名 ご縁の袷
制作者 田中 玲子 さん

 

 

 

 


受講生徒コメント

この反物に出合ったのは何年か前の展示会でした。一目でいいなと思ったのですが、あまり着たことのない地色だったので、少しためらいがあり、断念しました。その後教室で再度見たのですが、その時も決心がつきませんでした。今年になってふとこの反物の話をしましたら、まだ先生の手元にあると伺い、この度はためらわずもとめることにしたのです。この反物は私と強いご縁があったということでしょうか。大事にしたいと思います。


やまもとコメント

ありがとうございます。良い反物や作品は責任を持って特別に発注したり、約束の元に作られる信頼関係から生まれると思っています。そのようなこの着物に感謝ですね。

山本に来た時点で田中さんの手元で活躍することが決まっていたのですよ。

 

和裁教室の作品展示会「第10回きるものがたり展」

http://blog.yamamoto-kimono.jp/?eid=1025520

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手描裏付き無地着物(きるものがたり展 展示作品)

作品名 こだわりの袷
制作者  N.睫擇気

 

 

 


受講生徒コメント

あまり良い話ではありませんが、最近はお祝い事よりも葬儀へ行く事が多くなり、お通夜に着られる着物が欲しいと思いました。
私の中のイメージがあり、歩いた時に裾からチラッと蓮の花の柄が見えるようなそんな着物が欲しかったんです。先生に相談させていただいたところ、蓮の花の絵を描いたらどうかと言う事になりました。白生地の反物を希望の色に染めていただき、絵心の無い私はインターネットから蓮の花の絵を探し、こんなイメージで・・・と秀司先生にデザインを起こしていただきました。ここまでこだわったので、少し明るい色の糸の刺繍紋が素敵だったので、同じように明るい色の糸で家紋を入れていただきました。
1/14の法事にどうしても着たかったので、12月はお教室を増やしていただき、帯と同時並行で大慌てでした。直美先生の完璧なスケジュール通り進めると、きちんと間に合うように仕上がるのです。先生、本当にいつもありがとうございます。
秀司先生、何でもできるのですね。素敵な蓮の花を描いていただきありがとうございました。
法事が楽しみ・・・と言うのも変ですが、この素敵な着物を着られるのが、とても楽しみです!!


やまもとコメント

ふふふ!ありがとうございます!本物が目の前にあるイメージでデッサンから起こしましたから絵に動きが生まれます。

 

和裁教室の作品展示会「第10回きるものがたり展」

http://blog.yamamoto-kimono.jp/?eid=1025520

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単衣から袷お召長着

作品名  単衣から袷お召長着
制作者  K.F さん

 

 

 


受講生徒コメント

工房にきた中から、自分の寸法に仕立て直せるものをさがし、袖丈が長めだったこの着物に出会いました。単衣だったものを袷にしました。

久しぶりの袷で忘れていたことも多く、その都度教えていただきながら完成させることが出来ました。嬉しい!よかったです。

 

やまもとコメント

季節に応じて、仕様を変える仕立て直しを施せます。

同じ布が季節を行ったり来たり〜 素晴らしい和裁の技術です。

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ベージュ鼓柄の袷

作品名 ベージュ鼓柄の袷
制作者 M.K さん

 

 

 

 


受講生徒コメント

亡き母に「着物の柄はどんなものがよいか」と聞かれて、「鼓の柄はどうかな」と返事をしたことを覚えています。
それから、何度も着て、愛着ある一枚になりましたが・・・いつの間にか箪笥の中に仕舞ったままになっていました。
工房に通い皆さんの作品を見ているうち、この着物も再生できるのではないかと思いたつようになりました。そして今回仕立て直しにとりかかり、完成いたしました。技術的な面はまだまだですが、自分なりに満足のいく一枚となりました。お正月に着ようと思います。ありがとうございました。

 

やまもとコメント

お母様の想い出とともに、あなたの為に寸法も新たに蘇ったきもの!しかもご自分の手で。素晴らしい。教室でもいただいた着物や、受け継いだ着物いろいろありますが、縫い直す事で新たな息吹が注ぎ込まれ、生まれ変った事を感じる事があります。私達の仕事に魅力とやりがいを感じる瞬間です。

 

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両面染めの小紋

作品名 両面染めの小紋
制作者 K.R さん

 

 

 


受講生徒コメント

単衣の着物は浴衣とウール物しか持っていなかったので、1枚おでかけ用の単衣物が欲しくて購入しました。裏と表で柄がちがっていて、ちらちら見える裏の柄のピンクの縦縞が気に入っています。単衣物はあまり着る機会がありませんが、せっかくなので、お天気のいい日にお出かけしたいと思います。


やまもとコメント

両面染めは1反に3反分の手間を掛けているといってもいいのです(ピンキリで物にもよりますが)。片側づつ仕上げるわけですが、その都度に裏側に表の染めが染み出ないように防染加工(全面糊ふせ)を施すのです。袷にしたら見えないので単衣にして、布の動きの中でひるがえった時に見えるのが素敵ですよね。

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一つ紋の色無地を紋無しに

作品名 一つ紋の色無地を紋無しに
制作者 NONNA N. さん

 

 

 


受講生徒コメント

知人の母上の袷でした。着る機会を多くするために、紋無しの袷にしました。前後身頃を入れ替えたために、「辰」とおぼしき柄が、さかさまになりました。小さな柄で目立たないので、よしとすることに。直美先生は衿型あきを新しく切り直して、それを後裾の方へずらされました。
なのに前後身頃共に2分程の内揚がある。これって不思議。この少ない内揚のために、脇は裾まで折りつけ縫いの様なしつけをかけました。生地が地厚なので、どこもここも分厚く出来上がり、すっきりさせる事が出来ませんでした。特に袖の丸みの袖口下の丸みが不出来です。この点に関しては直美先生からコツを教えていただきました。
このアンケートは”一方通行”ですが、「ここはこうすればよかった」という風な御注意をいただければ、一層の励みになるかと思います。勿論書面でなくて口頭で結構です。

 


やまもとコメント

一方通行に感じさせてしまい失礼いたしました。そんなことは無くていつもNさんから質問攻めだったりしたものですから、うっかりです。次回「タップリ」とレクチャーいたしましょう。笑

内揚げの2分は無くてもいいと感じたのですね!山本の寸法では、裄の長い着物でも縫い込みをつらさない為にも必ず必要なものです。

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再生の絽小紋

作品名 再生の絽小紋
制作者 M.M さん

 

 

 


受講生徒コメント

知人からいただいた着物です。
汚れや痛みもありましたが涼しげな色と柄が気に入りましたので、是非活かしたいと洗張りをしてから仕立て直すことにしました。絽目がはっきり見えるので、縫いやすい面もありましたが、地の目が相当まがっていて布目を通すことが難しい場所があり大変でした。何とか形になりましたので、来年の夏に着用するのが楽しみです。綺麗に着れるように、袖と前身頃を入れ替えて仕立てることも教えていただきました。どうもありがとうございました。


やまもとコメント

着用していきますと上前が傷みやすく、それらは下前に移動させますが、とうとう綺麗な部分がないとなるとお袖まで使って再生していきます。

素敵な意匠ですから、とことん着てあげてください。

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洗える絹の単衣

作品名 洗える絹
制作者 K.萩原 さん

 

 

 


受講生徒コメント

外から帰ると胴周りのタオルが重くなるほど汗をかく夏の着物・・・自分で洗うことができればどんなに気持ちのいいことか・・・、そんな時、教室で「洗える絹」に出会いました。スタッフの方が洗える絹の着物を品よく着ていらして素敵でした。中性洗剤で洗う教室の講習会にも参加。縫い始めから完成までの間に孫の着物や被布、秩父銘仙の袷、帯等が入り、今日ようやく提出、ホッとしました。
三渓園の「夏じたく展」で、先生のお着物が中庭でハタハタと涼しげに風と戯れていたのが印象的でした。
生地が薄いため衿裏の本ぐけに苦労しました。

 


やまもとコメント

お陰様で大好評の「洗える絹の夏きもの」・・・糸の選定から始まり布の組織構造の指定まで、全てオリジナルの生地です。だからこそ洗える構造が作れるのですね。今は袷の着物でも出来ないか日々思案中です。

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色大島のリニューアル

作品名 色大島のリニューアル
制作者 M.M さん

 

 

 


受講生徒コメント

40年位昔に織られた大島紬だと思います。
伯母から母へ、母から私へと譲り渡されてきました。私の手元でちょっとリニューアル。元々は橙色・黄色・緑色などを使って、古代エジプトの壁画風の柄が織り出されていましたが、敢えて茶系の色をかけて、目立たなくさせました。落ち着いた染め上がりで、長く着用できそうな着物になり、満足しています。
初めて袷を縫いましたが、和裁の本を見てもよく理解できないことをわかりやすく教えていただき、感謝です。
お教室を続けて縫い方をマスターしたいと思っております。


やまもとコメント

色をかけて現代感覚を装った色味にするのも山本の得意とするところです。どういう指示を出していくかが意外とテクニックを要します。理想に近づけるのは、ただただ発注してもできないのです。今まで失敗も数知れず、今では染める側のクセまで把握して、バランスを保てるようになりました。

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いとおしい時間

作品名 いとおしい時間
制作者 Y.T さん

 

 

 

 


受講生徒コメント

工房で見せていただいた反物の中から、濃い紫のお色と、染めの格子の柔らかな印象に魅かれて選びました。
やわらかもので袷は初めての挑戦だったので、最初は少し難しく感じましたが、縫い進めていくうちにだんだん魅力に引き込まれました。やわらかく手に重みを持ってしなだれかかってくるような感じが何ともいとおしく、うっとりするような甘美な時間を過ごせました。
このお着物に袖を通すたび、その時間の記憶もよみがえってくると思います。導いてくださった先生に心より感謝いたします。ありがとうございました。


やまもとコメント

山本にはこの色違いの物が、シリーズのようにありました。2色しか使っていないのにもかかわらず、無限のグラデーションを感じる奥行感に魅力を覚えたのです。共感していただけて嬉しいです。Tさんは着物のコーディネーターを目指されたらいかがですか、表現力がとても素晴らしいので!

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