映画賞

きるものがたり 山本きもの工房

山本秀司(和裁士 和服の仕立て師)が主宰する着物工房や和裁教室の物語です
第9回 きるものがたり展 4月13日(木)〜4月16日(日) まかない半襟付け講座 5月14日(日)
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なごりの四ツ身

 
作品名 なごりの四ツ身
制作者 M.K さん





生徒コメント

子供の着物と言えば”四ツ身”。今まで浴衣、ウール単衣、袷といくつか縫ってきて、自分ではかなり慣れた気になっていました。そこで、今回は特に丁寧に縫うつもりで取りかかったのですが、逆に今まで以上に”お直し”の連続になり、やっとのことでできあがりました。(いろいろもう目をつぶったところもあちこちに残っています)意外にも大人用よりも手間がかかる四ツ身や子供用着物つくり。手間のかかる面倒さより、手間をかけられるありがたさと喜びをいつも感じさせられます。次回、四ツ身を縫う機会が訪れるのは20年以上先でしょうか。先生それまでお教室続けてくださいね。 


ちょっとコメント
子供物はね、小さいからその分簡単に思えるのですが、分かりましたでしょ!手間が掛かるんです。終わったと思ったら、紐作り付けや肩あげ、腰あげとありますからね。でも出来上がったら、その分とても可愛いですね。ピョコピョコ歩いている姿が目に浮かびます。

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七五三の祝い着

 
作品名 七五三の祝い着
制作者 N.Kさん





生徒コメント
3歳の娘の為に縫いました。
三ツ身の着物と被布、共に実家に眠っていた母の羽織を洗い張りして縫い直しました。
子供の着物を縫うのは初めてでしたが、先生の懇切丁寧な指導のおかげで、技術のない私でも何とか完成することができました。
決して上手とは言えませんが、娘への思いが詰まったかけがえのない作品となりました。
嬉しかったのは、94歳の祖母が、この着物を着た娘の晴れ姿を見て、とても喜んでくれたことです。
今から40年以上も前に、祖母が母の嫁入り道具として誂えた羽織が、娘(祖母にとっては曾孫となります)の祝い着になるとは思ってもみなかったことでしょう。
祖母から母、私、娘へと形を変えて引き継がれたこの着物を囲んで、「やっぱり着物っていいね」と話がはずみました。
娘が大きくなったら、七五三の思い出と共に、この着物についても語り継げたらいいなと思います。

ちょっとコメント
きものって本当にいいですよね。
「一族のパワーに守ってもらえる」ようですね。
着物はタンパク質でできているのですから、一心同体なわけです。
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千紗の雛祭、一ツ身の振袖

 
作品名 千紗の雛祭、一ツ身の振袖
制作者 K.H さん






生徒コメント
入間に嫁いだ二女に女の子が生まれ、1月末に1才、桃の節句に振袖を着せてやりたいと思い立ちました。小さきものの可愛らしさに針を進めながら思わず顔がほころびました。が、大人物と手順は同じ・・・時間に追われる中、直美先生もハラハラと心配して手伝って下さいました。入間に持って行く前日、背守りをつけて完成!
幼き命が健やかに育つようにと、背縫いのない一ツ身の着物の背に針目を通して背守りを付け、邪気を払うという先人の智恵と祈りを受け継ぎたいと思います。来年の雛祭には、お対の被布を作ってやりたいです。
千紗本人はまだ何を着せられてもトコトコと歩き回っているだけで、喜んでいるのは大人達でした。楽しい桃の節句になりました。ありがとうございました。

ちょっとコメント
表の着物には背縫いがないといけません。そこに縫目がある事で針が通ったという証になるのですね。これが魔除けになるというのが私の持論です。長襦袢はなくても大丈夫なのです。
こんなことでも、きものの話が聞きたい人はぜひ和裁教室に入会してください
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三才の孫の祝い着

 
作品名 三才の孫の祝い着
制作者 A.K さん





生徒コメント
五十年以上前に私が着た七歳のお祝着の生地が、洗い張りされた状態で見つかりました。それを孫の七歳のお祝着に縫い直した折、三歳のお祝着の被布を作れる分が残っていると教えていただきました。
なので二人目の孫が三歳になるときに被布を作ることにしました。
中の着物はタンスに眠っていた私の若き日の羽織を、先生にご相談してこの孫のきものに作り変えました。
孫の健やかな成長を願いながらの一針一針は心豊かな時となりました。
アンティークな着物ですが、孫が喜んでくれたこと、お似合いだったことで大満足です。両親の私への愛情を改めて感じられたことも嬉しいことでした。

ちょっとコメント
着物がつなぐ親子の絆。絶えず一緒にいるときは自然すぎて感じられなくとも、
時代を超えて想い起こさせてくれることに、この着物が良きアイテムとしてあるのですね。
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ひな祭りカラーの袖付被布とウール単衣

 
作品名 ひな祭りカラーの袖付被布とウール単衣
制作者 M.K さん




生徒コメント
寒色が好みの5才児用に、手頃なウールがみつかったので、
ひな祭り用に作ってみました。
袖付の被布があることを先生に教えていただくまで知りませんでした。
袖の縫い方が着物と違ったり、たて衿やマチの縫い方が
前作3点とビミョーに異なり、予想以上に苦戦しました。
が、でき上がってみると、ちょっとお姉さんぽいかわいらしさが感じられます。
飾り紐かわりに、我流で着物の残り布でつまみ細工風の花を作ってみました。
元々は台を作ってブローチ風にするつもりでしたが、
とりあえずそのまま縫いつけてしまいました。あとで台を作るつもりです。
また、被布の残布でも同じ様な花を作って、
コーディネートを楽しめる様にしようと思います。

ちょっとコメント
子供のものは、何回教えても可愛いです。
あー、Mさんの愛情がたっぷり入っているんだな。
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孫の赤着物

 
作品名 孫の赤着物
制作者 橋本 恵子さん





生徒コメント
かれこれ40年前、母が嫁入りに持たせてくれた羽織。
一度も手を通すことのなかった赤い色。
一年半前に生まれた孫の着物に仕立て直しました。
母は孫が生まれる数時間前に天に召されて、
私にとっては命日と誕生日が重なった、
思いの詰まった作品になりました。

ちょっとコメント
この着物にはそんな背景があったのですね〜
お母様もまさか曾孫の祝い着になるとは、恵子さんを嫁に出すときは思いもしなかったでしょうに。
四世代にもわたって繋がって行くって、きものはいいですね
きっとあちらから微笑んで見ている事でしょう


きもの全般のことが詳しく解説してある本ですが、子供物は載っていないのでぜひ改訂版を出せますように


新・和裁入門 

ゆかたから袷きものまで仕立てに生きる知識と技術

発行:繊研新聞社 著:山本秀司

価格:税込み 3,086円                Amazon


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初めての袷(四ツ身縫い直し)

 
作品名 初めての袷(四ツ身縫い直し)&小紋の被布
制作者 M.Kさん




生徒コメント
初めての袷(四ツ身縫い直し)
実家の古いタンスの中で何十年も”押し”がかかっていた妹の四ツ身がありました。
思いたって本人の了解を得て、満4才児用に縫い直してみることにしました。
洗い張りをして縫い直すということは昔からとても憧れていたことで、思わぬきっかけで予定より早く袷にチャレンジすることになりました。が、先生のご指導のおかげで難しさに気づかないままいつの間にか出来上ったという感じです。
裾廻しも色の好みだけで大人用のぼかし八掛けを使ったのですが、うまくぼかしを活かして下さいました。縫い直し以前より、ちょっと上等に見える様に思うのは手前みそですね、きっと。

小紋の被布
三作目の被布ですが、これが一番難しく感じました。いつものことですが、前回と同じ要領のはずなのに、すっかり忘れていて・・・(というより、全く覚えがないというのがなさけない) でも、被布は作る過程が特に楽しいですね。
7歳のお祝いまでまだ数年あるので、それまで毎年被布をプレゼントしたいなと思っています。次はどんな色・柄にしようかしら。やっぱりいつか絞りの物を作ってみたいと思いますが、難度は星5つ以上でしょうね。また、そろそろ本人から色・柄の好みのリクエストも入りそうです。
(浴衣については、既に(袖や丈が)”長いよ〜”と言われています)
 
ちょっとコメント
ご家族の晴れ着を自らの手縫いで準備するのは、昔の家庭なら普通にあったことでしょう。
和裁技術も皆さん習得されていたわけですが、現代は変われば変わるものですね。
女性の社会進出は重要課題ですからそれは否めません。
和裁には国家検定制度があり、3級2級1級とあるのですが、前回の神奈川県の2級(袷の着物の部分縫いでプロとしては最低限の級)の合格者は、なんと0人(合格者無し)
すぐには無くならないとしても、きもの文化が成り立たなくなるのは時間の問題かも。そうならないように努めるしかありませんね。

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ウールの2尺袖

 
作品名 ウールの2尺袖
制作者 M.K さん
可愛らしい小紋!以外に多く活用できます。いいですよ。





生徒コメント
昨年、この子用に初めてウールの着物を縫い、
着尺1反で2尺の袖をとり、着せてやれるのももう長くはないと気がつきました。
長い袖が着れる間に、もっと縫いたいと思っていたところ、
ちょうどお気に入りの色(ピンク)のウールを見つけました。
前回より縫い方をグレードアップして(?)して、額ぶちや共衿を別に縫う方を選んだところ思った以上に手間がかかりましたが、良い勉強になりました。
今回もきれいな柄合わせのおかげで、特に衿〜胸元が華やかに見え、大満足です。
これでもっと着物が好きになってくれればと思います。
できれば来年のお正月用に袷を縫ってみたいなあと思いはじめました。

ちょっとコメント
お孫さん、きもの好きになりますとも。
袖丈は結婚前でしたらいくら長くてもいいですけれど、通常の反物でしたら最長で2尺くらいまででしょう。
合わせる長襦袢も同寸法となると、半無双などの工夫も必要になってきます。
お茶席などで若い子がこのくらいの袖丈で、お運びしているとなんとも可愛らしいですね。それと卒業式にも袴と合わせることも出来ます。
可愛らしい小紋!以外に多く活用できます。いいですよ。
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孫の祝い着 針と向き合う

 
作品名 孫の祝い着 針と向き合う
制作者 A.K さん

針と向き合う事は、精神療養につながります。

  
  

 


  




生徒コメント
洗張りされた子供用の着物地が思いがけず見つかりました。私が七五三のお祝いに着せてもらった物でした。
この作品が二作目でしたが、勇気を出して形にしたいと申し上げました。
孫の七才のお祝いが今年であり、偶然見つかったのですが何か偶然ではないような。
せめて手を通してもらえたらと思ったからです。
手取り足取り御指導を頂きながら、一針一針幼い頃にお世話になった方々への感謝と孫の成長を願う事が出来ました。
肩上、腰上をしたら想像以上に可愛くなるんですね。先生ありがとうございました。
感謝、感謝です。
長襦袢は新しい布で縫いました。新しい布地はしっかりしていて、腕のない私ではなかなか針が通りませんでした。
時間を気にして返って縫い間違ったり、目が揃わなかったりで、やり直してばかりでした。平常心の大切さを改めて心に刻みました。

ちょっとコメント
和裁の場合はすべてを手縫いで完成させます。
ただ物作りをするというのではなく、平面の2次元の布地を着れるものという三次元のものに変えていく為に、ひたすら針と向き合う。
静かな中にも動があり、無心で縫っているようでも様々な事を走馬灯のように思い馳せる事がおこります。
そういう瞑想している状態のなかで新しい自分と向き合えるのが、とても素晴らしく精神療養になってとても気持ちのいいものです。
「針を持つ」とはそういう事。
プロの私でも様々な願いを込めて縫い仕上げ、納めています。

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麻の葉ウサギの被布

 
作品名 麻の葉ウサギの被布
制作者 M.K さん




生徒コメント
2作目の被布ですが、1作目より作るのがなぜか難しかった気がします。
いつも先生の柄合わせに、縫っている時う〜んすごいと感じます。麻の葉のつづき具合も、ぱらぱらといろんなポーズで飛んでいるウサギの配置も、前身頃、たて衿で設計された様です。(着物を作った残り布で、出来るだけ大きい被布を作りたいと伝えただけなのですが)
おかげでつたない縫いでありながら、とても見栄えがするかわいい被布にでき上がりました。ありがとうございました。

ちょっとコメント
揚げは着る直前に調節しながら入れましょうね。
まーっ!こんな飾りが売ってるんですね。
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